駅トイレに「手作りサンドイッチを置いていかないで」と謎の貼り紙
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不特定多数に向けての注意書きが書かれている貼り紙。だが、ある不思議な場所にどうにも謎すぎる貼り紙が貼られているとTwitter上で話題になり、さまざまな憶測が飛び交っている。

トイレに「毎回具が違いとてもおいしそう」なサンドイッチ


駅トイレに「手作りサンドイッチを置いていかないで」と謎の貼り紙
画像は@jun315tandfsp さん提供

京浜急行電鉄本線の弘明寺駅(神奈川県横浜市)のトイレにこんな貼り紙がされているらしい。
「この場所にパン(手作りのサンドイッチ)を置いていかないでください。せっかく作ってくれたのに、この場所に毎回放置していかれこちらも処分するのに心が痛みます。(毎回具が違いとてもおいしそうです。)もし何かの事情で残すのであれば一度作っている方にお話をしたらいかがでしょうか? 毎回本当に処分に困惑しております。ぜひ食べ物を粗末にしないでお作りになられた方の気持ちを考えてお持ち帰りください。」




なぜトイレにサンドイッチ放置?


この貼り紙を見た人たちが、Twitter上で“事情”についてさまざまな推測をしている。まずは、親の手作り弁当を学生が捨てている説。拒食症の学生が家族に心配をかけないように、食べたふりをするために捨ててるというものや、彼女が弁当を作ってくれるも潔癖など、なんらかの事情で食べられない会社員ではないかいう説も。

そしてもう1つが、弁当の作り手本人が、ある理由でトイレに置いている説。実はトイレには幽霊が住んでいるのでそのために……。弘明寺駅は境内を少し頂いて建てた駅だけに、置き忘れじゃなくてお供物という可能性、なんてちょっとオカルトチックな推測がされている。

しかし、どんな理由だったとしても駅員が心を痛めながら処分していることには変わりない。事務的な注意ではなく、駅員が相手の心境を考えながら丁寧に、説得するように書いたこの貼り紙。果たして効果はでるのだろうか。

画像出典:yoppy / DSC_6832 (from Flickr, CC BY 2.0)