日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、海外在住30歳女性のケースをご紹介します。


■投稿者プロフィール
ペンネーム:あず
年齢・性別:30歳・女性
同居家族構成:本人、夫(32歳)、長男(9歳)、次男(6歳)、三男(0歳)
居住地:海外
住居形態:賃貸
職業:パート・アルバイト
世帯年収:夫100万円、妻200万円
金融資産:現預金3万5000円、リスク資産16万5000円
リスク資産の種類:暗号資産

■394万円を借り入れたが海外在住で返済に苦慮
「大学」で奨学金を利用したというあずさん。借入総額は「394万円」で、種類は「日本学生支援機構(第二種・有利子)」。返済は「毎月1万6500円」で、残債は270万円とのことです。

奨学金を借りた理由について、「高校時代から学費は自分でアルバイトで工面していた。大学で学びたいことがあったため奨学金を借りた。大学に行くための借金ということで、あまり前向きではなかった。しかし周りに奨学金を受けている人が多くいたので、そこまでの精神的負担にはならなかった」とあずさん。

返済は生活に「かなり影響している」と回答。「口座にお金を入れておかないといけない。生活するのにいっぱいいっぱいで、お金がないが返さないといけない精神的負担がある」と話します。

■「借金して進学したがやりたい仕事は続けられなかった」
返済中に最も印象に残っている出来事について、「現在返済中だが、海外在住で日本の口座にお金を入れることができなくなったこと。現地での生活費で手一杯で、当初は日本に年1回まとめて入金する予定だったがそれもできていない」とあずさん。
「あまり日本の口座を確認することがないため、気が付いたら引き落としができなくなっていた」と続けます。

猶予申請を検討したものの、「郵送でしか受け付けてもらえず、何もできずにただ滞納している形になってしまった」と語ります。

奨学金を借りたことは「後悔している」と回答。「やりたい仕事があったので借り入れをして大学に通ったが、結婚した相手が外国人で母国へ帰ることを望まれ、結局やりたかった仕事をやめてついてきてしまった。借金だけが残る形になり大きな負担になっている」と明かします。

また、返済の仕組みについて「督促などが来ず(住所変更していないなどの理由で連絡が届かないと推察)、住所変更などの手続きが複雑で借金をしているという認識があまりなくなってしまう」と語られていました。

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