老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。
そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、20歳前に初診日がある障害基礎年金を受給している人が、NISAで運用した場合の取り扱いについて解説します。

■Q:障害年金を受給しています。NISAで利益が出ると障害年金に影響しますか?
今回は、All About編集部が設定したケーススタディーに対して回答いただきます。

「20歳前に初診日があり、現在も障害基礎年金を受給しています。NISA口座で投資をしていますが、運用益が出た場合、障害年金の受給に影響するのでしょうか?」

■A:20歳前に初診日がある障害基礎年金には所得制限があります。NISAで運用している場合は、年金事務所などで確認すると安心です
NISA口座で得た配当金や売却益は、原則として非課税です。

一方、20歳前に初診日がある人が受給する障害基礎年金には所得制限が設けられており、前年の所得額によっては、年金の一部または全部が支給停止となる場合があります。

障害年金の所得制限は、法令に基づいて判定されます。NISA口座で運用している場合の取り扱いが気になるときは、年金事務所などで確認すると安心です。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。
日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
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