●「円安」はiPhoneなど輸入品にはマイナスの影響
具体的な数字を挙げて説明しよう。2016年頃、円相場は1ドル=100円台で推移する時期があった。対して、直近の2026年7月は1ドル=160円台となっている。10年前と比べると、同じ1ドルを手に入れるために約1.6倍の円が必要になった。これが円安である。
また、円安はすべての企業に同じ影響を与えるわけではなく、事業を展開する国や、輸出・輸入といった事業形態によって、メリットとデメリットが異なる。その影響を身近に示す例の一つが、今回のiPhoneの値上げである。
なぜ円安になると、日本で販売されるiPhoneが高くなるのか。1000ドルの商品を例にすると分かりやすい。1ドル=100円なら1000ドルは10万円だが、1ドル=160円になると16万円になる。
仮に日本での販売価格を10万円のまま変えなければ、1ドル=160円の時には625ドルにしかならない。
ただし、実際の商品価格は為替だけで機械的に決まるものではない。消費税、物流費、部品価格、市場での競争、企業の販売戦略なども関係する。為替が100円から160円になっても、価格が必ず1.6倍になるわけではない。企業が戦略的に考え、利益の一部を減らして価格を抑えたり、急激な値上げによる販売台数の減少を避けたりする場合もある。
価格を上げれば販売台数が減る恐れがあるため、企業は廉価モデルの投入、容量や機能の見直し、下取りの強化、分割払いの充実などを進めると考えられる。消費者にとっては、表示価格だけでなく、使用期間や下取り価格も含め、支払う金額に見合う価値があるかを判断することが、これまで以上に重要になるだろう。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)
【注目の記事】
8月3日サービス開始予定の「ドコモの銀行」、アプリアイコンを選べる機能を予告
エアコンは何年使うのが正解? 電気代と故障リスクから考える買い替え
池袋にヨドバシカメラがオープン 「店を回って買う時代」に戻れるか
2025年の買い物は「メリハリマネパ消費」! Paidyが最新トレンドを発表
話題の「折りたたみスマホ」 市場は全体の0.6%未満 Apple参入なら市場拡大 データアナリストが解説











![[USBで録画や再生可能]Tinguポータブルテレビ テレビ小型 14.1インチ 高齢者向け 病院使用可能 大画面 大音量 簡単操作 車中泊 車載用バッグ付き 良い画質 HDMI端子搭載 録画機能 YouTube視聴可能 モバイルバッテリーに対応 AC電源・車載電源に対応 スタンド/吊り下げ/車載の3種類設置 リモコン付き 遠距離操作可能 タイムシフト機能付き 底部ボタン 軽量 (14.1インチ)](https://m.media-amazon.com/images/I/51-Yonm5vZL._SL500_.jpg)