俳優の河合優実(25)が6月18日、都内で開かれた「FAST RETAILING × UNHCR 共同メディア説明会」にゲストとして登壇した。映画『あんのこと』『ナミビアの砂漠』で第48回日本アカデミー賞をはじめ国内の主要映画賞を相次いで受賞してきた河合は、今年1月にバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを視察した経験を語り、6月20日の「世界難民の日」に合わせたチャリティキャンペーンへの参加を明らかにした。
河合が難民問題に関心を寄せたきっかけは、映画だった。
ロヒンギャ難民の幼い姉弟を描いた藤元明緒監督作『LOST LAND/ロストランド』(2025年、第82回ヴェネツィア国際映画祭で3冠)で予告編のナレーションを担当したことから関心が高まっていたところに、難民キャンプ支援を続けるユニクロから視察への同行を打診されたという。現地での視察は3日間にわたり、難民キャンプの登録施設や食料配給所、女性支援施設、そしてユニクロが支援する縫製センターなどを見て回った。
実際に足を運んで見えたのは、数字では伝わらない現実だった。
河合は「インターネットで調べれば数字や情報は出てくるが、自分の目で見ないと分からないことが本当に多かった」と振り返る。100万人を超える難民が暮らすキャンプで、「100万人という数字ではなく、一人ひとりがそれぞれの生活を送っている個人なんだ、という実態を近くで見ることができた」と語った。
俳優としての自身についても、「お芝居をする以外にも影響力を持っていて、発信できる声を持っているということを強く感じた。自分が見たことを伝えていきたい」と使命感をのぞかせた。会場では、視察に同行したファーストリテイリングの柳井康治取締役グループ上席執行役員が「河合さんが歩くと、子どもたちが後をついてすごい集団になっていた」と現地でのエピソードを明かす一幕も。河合が「子どもたちは元気で素直でした」と笑顔を見せると、会場が和んだ。
河合が参加するのは、「UNIQLO FLOWER × 世界難民の日」チャリティキャンペーンだ。「難民の方々の日常には、私と同じような“生活”があると感じた。
取材・撮影:BEST T!MES編集部
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