スマホやSNSに囲まれて育ったZ世代と、インターネットの普及と共に成長してきたY世代。なにかと比べられがちな世代でもあり、現代社会においては「Z世代部下&Y世代上司」という組み合わせも多い!

ある調査によれば、Z世代部下とY世代上司は、すれ違う部分もあるいっぽう「共通点」も多いことがわかっています。
各世代の本音をちょこっとのぞいてみましょうか。

【部下と上司の本音を深掘り!】
Z世代(1990年代後半~2010年代前半生まれ)とY世代(1980年代~1990年代半ば生まれ)。

ティーンのマーケティングやリサーチを行うマイナビティーンズラボでは「入社1年目のZ世代」と「入社1年目の社員と関わる35~49歳のY世代(管理職層)」303名を対象とした調査を実施しました。

①上司または部下とのコミュニケーションで悩んだら「ChatGPTなどAIに聞く」
Z世代部下とY世代上司のそれぞれ半数以上が「上司・部下とのコミュニケーションで悩みやトラブルを経験したことがある」と回答。しかも、そうした問題改善のために取り組んでいること1位は、Z世代部下・Y世代上司ともに「ChatGPTなどAIに聞く」でした。

対人関係のような「正解が見えにくい悩み」に対しては、世代を問わずAIが最初の相談相手として定着し始めているのかもしれません。

■問題改善のために取り組んでいること
<Z世代TOP3>
1位 ChatGPTなどAIに聞く(41.9%)
2位 同僚など自分と近しい立場の人に相談する(41.3%)
3位 SNSを見る / 調べる(40.0%)

<Y世代TOP3>
1位 ChatGPTなどAIに聞く(42.5%)
2位 同僚など自分と近しい立場の人に相談する(41.3%)
3位 上司に相談する(34.1%)

②Z世代部下&Y世代上司が考える「仕事のモチベーション」と「評価のポイント」
Z世代部下・Y世代上司ともに、モチベーションの鍵となるのは「仕事のやりがい」。いずれの世代も「自分の業務にやりがいを感じられないときにモチベーションが下がる」と回答しています。いっぽう、各世代に「評価されたい・評価するときのポイント」を聞いてみると……?

<Z世代が考える評価のポイント>※こんな基準で評価されたい
1位 成果や業績などの結果(53.8%)
2位 努力や成長プロセス(49.2%)
3位 誠実さなど人間性(42.9%)

<Y世代が考える評価のポイント>※部下を評価するとき重視していること
1位 誠実さなど人間性(47.2%)
2位 チームワークや協調性のある立ち回り(43.2%)
3位 成果や業績などの結果(40.3%)

③Z世代が大切にしていること
Z世代部下が働くうえで重視していることは「ワークライフバランス(65.7%)」「人間関係の良さ(56.8%)」「収入・待遇(46.9%)」。仕事とプライベートはきっちり分けたい、という発想ゆえなのか、約4人に1人が「上司を含む飲み会・懇親会にできるだけ参加したくない」と回答していました。

対してY世代上司からは、ハラスメントを意識して「飲み会や懇親会を控えたことがある(35.3%)」といった声が挙がっています。

【共通点とすれ違い】
ふむ、こうしてみると、Z世代もY世代も悩み相談のパターンも仕事へのモチベーションもほぼ一緒! それに、飲み会に対するY世代上司の行動からは「Z世代部下への気遣い」が見えてきました。


もうひとつ注目したいのは「評価のポイント」におけるすれ違いです。

部下は成果や成長プロセスをきちんと見てもらいたいけれど、上司は人間性や協調性も含めて「組織の中で信頼して任せられるか」どうかを重視している──。

こうした気持ちや価値観を共有できたなら、お互いにもっと円滑にコミュニケーションできるかもしれません。さて、あなたはこの結果をどう思う?

参照元:マイナビティーンズラボ、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ

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