落語家の立川志らくが9日、自身のYouTubeチャンネルに動画をアップし、ワイドショーなどでの政治的発言について言及した。



『政治コメンテーター辞めるってさ』と題した内容の動画で、緊急会見と題し、「けっこうこれは真面目にお話をさせていただきます。

現在私は、いろんなワイドショー、またYouTube、そういった媒体で、政治の話をよくしております。その界隈では保守の星って呼ばれたりしております」と語った。続けて「その一方、リベラル側の論客からは『自民党のヨイショ芸人』さらには『高市早苗の提灯持ち芸人』と揶揄されております。そのまんま突き進むのも良いのでございますが、私は落語家でございます。右も左もない。私自身、自分のことは保守だとまったく思っていない」と批判に反論。



 師匠・立川談志とのエピソードや映画について語った後、「もう政治に関して正論を言うのをやめる、そういう記者会見でございます。もう政治の話は…保守の方々はがっくりくるかもしれませんが、もうやりません」と宣言した。



 志らくの動画には励ましの言葉や残念がるファンからのコメントが見られる。しかしXでは、



《なに言ってんの? こいつを落語家だと思ったことは無いんですけど!》
《そもそもあなたの言ってたのは正論じゃなく、何があっても一方的な政府援護、政府ヨイショすることでしょ。コメンテーターもやめてくれ》
《何が正論だよ、戯言だろ。志らくで初めて笑ったわ》



 などと辛辣な声ばかり。

有馬哲夫早稲田大学名誉教授も、



《噺家ならおちの一つもあればいいのに、まるっきりの政権の提灯持ちで、面白くもなんともない。それが見ている人にとって痛いのだが、本人にはわからないようなので、いっそう痛い》



 と厳しい意見をつづった。



 動画で志らくは自らを「保守ではない」と語っていたが、本当は「保守」と言われたいのだろう。しかし評論家の福田恒存は『保守とは何か』で以下のように記す。



「保守的な生き方、考へ方といふのは、主体である自己についても、すべてが見出されてゐるといふ観念をしりぞけ、自分の知らぬ自分といふものを尊重することなのだ」



「保守派はその態度によつて人を納得させるべきであつて、イデオロギーによつて承服させるべきではないし、 またそんなことはできないはずである」



 彼の言動を見る限り「保守」から程遠い人物なのは間違いない。



文:BEST T!MES編集部

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