広告やエンターテインメント、動画制作などさまざまなバックグラウンドを持つスタッフが集まったプロジェクト「然りまた然り」の旗揚げ公演となる舞台『いななき ふれあい祭り』が、7月10日から12日まで、東京・銀座の博品館劇場で上演される。お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇とミスヤングマガジン2023の松田実桜は、今作が舞台初出演となる。
○銀座の劇場が“消滅寸前の田舎町”に
今作の舞台は、合併・消滅前夜の架空の町・稲鳴町。毎年恒例で行われてきた「いななき ふれあい祭り」も、今年で最後を迎える。この場所にたまたま集まった町内外の“否定された人々”が織りなす、気軽に笑えるコメディだ。
本作は、舞台上だけでなく、上演前後やステージ以外の場所も含めて作品世界に入り込める“ロビー完全連動型演劇作品”。博品館劇場が、平成レトロな空気の漂う“ガチの田舎の夏祭り”へと変貌する。
○観客の“不用品”が舞台に登場
特徴のひとつは、来場者から事前に募集する「不用品」を実際の舞台演出に組み込むこと。開場中のロビーに設置された特設BOXで回収された私物が、上演中に物語に関わるリアルな小道具として登場する。
さらに終演後には、劇中に登場した物品を含めた品々が、誰でも参加できるステージの「フリーマーケット」に出品される予定。観客も、物語の外側から作品に“やんわり”関わる仕掛けとなっている。
また、7月11日には土曜限定で「お祭りステージお笑いイベント」も開催。地方の祭りでおなじみの芸人ライブや地元学生のパフォーマンスステージのような、ゆるく温かい世界を展開する。チケットがなくても入場可能で、ロビーではゲームやスタンプラリー、大抽選会も予定されている。
○「漫才やコントとはちがう表現をする上で不安はありますが…」
出演は、渕野右登、三浦りょう太(※「りょう」は、けものへんに寮のうかんむりなし)、森高愛、松田実桜、竹石悟朗、松陰寺太勇(ぺこぱ)。
主演を務める渕野は「記念すべき旗揚げ公演に、そして主演として参加させていただけることを心からうれしく思います。同時に、この作品を背負う責任の重さも強く感じています」とコメント。
本作について、「“やんわり没入型ステージ”という、観劇の枠を少し飛び越えた新しい体験をお届けする作品」と紹介し、「旗揚げ公演だからこそ生まれる熱と勢い、その瞬間にしかない空気をぜひ劇場で体感してください」と呼びかけている。
初舞台に挑む松陰寺は「ぺこぱ松陰寺太勇です。今回ご縁があって初舞台に挑戦させていただきます」と報告。「漫才やコントとはちがう表現をする上で不安はありますが、それを上回る期待があります。悪くないだろう」と、らしい言葉で意気込みを語った。
続けて、「自分らしく、そして見てくださる方に少しでも笑顔や元気を持ち帰っていただけるよう全力で挑みます。よろしくお願いします!」とメッセージを寄せている。
公演は、7月10日19時30分、11日19時、12日14時の全3回。チケットは全席指定6,000円(税込)で、6月20日12時から先着販売される。
【編集部MEMO】
松陰寺太勇は、お笑いコンビ・ぺこぱのツッコミ担当。2008年にコンビを結成し、2019年の『M-1グランプリ』決勝で「ノリ突っ込まない漫才」や「時を戻そう」のフレーズで注目を集めた。紫のスーツと独特の言い回しを持ち味に、バラエティ番組やラジオなど幅広く活動している。本作『いななき ふれあい祭り』で舞台初出演を果たす。











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