2026年夏ボーナスの支給が本格化しています。今年の平均支給額は47.7万円となる一方、250万円を超えるボーナスを支給する企業も登場しました。
1人当たり平均支給額
帝国データバンクの調査によると、2026年・夏ボーナスの支給額(正社員1人当たり)の平均は47.7万円で、前年比1.8万円増となりました。前年増の理由として業績回復に加え、人材の定着率向上を目的とした報酬改善の動きがあります。
支給額の分布では、30万~50万円未満が37.0%で最も多く、次いで50万~75万円未満が26.2%、15万~30万円未満が19.4%となりました。一方で、75万円以上を支給する企業の割合は前年の10.4%から12.6%へ増加しており、高額なボーナスを支給する企業がやや増える傾向もうかがえます。
企業別ランキング
次に、日経新聞による企業別のランキングを紹介します。
企業別の支給額ランキングでは、鹿島(270万円)と大林組(252万4,000円)の2社が250万円を超え、他社を大きく引き離しました。続いて、在原(178万6,000円)、ユニ・チャーム(161万3,384円)、ダイフク(160万7,205円)が上位にランクイン。さらに、日本伸銅とCKサンエツがともに160万円で6位、ADワークスグループ(153万535円)、竹中工務店(150万円)、三菱重工業(141万2,755円)がトップ10入りしました。
製造業・業種別ランキング
一般財団法人労務行政研究所が発表した、「2026年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」によると、製造業の業種別では、電気機器が101万8,369円で最も高く、次いで非鉄・金属が101万7,323円となり、この2業種が100万円を超えました。
3位は輸送用機器(96万3,088円)、4位は機械(95万344円)、5位はガラス・土石(91万2,500円)で、上位5業種はいずれも90万円を上回っています。
続いて、水産・食品(88万7,564円)、化学(88万7,299円)、ゴム(88万円)、鉄鋼(82万6,000円)、紙・パルプ(70万6,429円)となりました
なお、製造業全体の平均は91万8,397円で、非製造業の72万2,090円を大きく上回りました。
年代別・支給額
マイナビが正社員1万8,000人を対象に実施した調査では、2026年夏ボーナスの予想額は20代が47.6万円、30代が52.6万円、40代が55.7万円、50代が63.3万円となりました。
年代が上がるほど支給額が増える傾向が見られ、20代と50代では約16万円の差があります。また、50代を除くすべての年代で前年の予想額を上回っており、20代は45.9万円から47.6万円、30代は50.6万円から52.6万円、40代は54.9万円から55.7万円へと増加しました。
一方、50代は2025年の64.3万円から63.3万円へと、わずかに減少する見込みとなっています。
安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら











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