レバレジーズは7月2日、同社が運営する新卒学生向けキャリア支援サービス「キャリアチケット就職」において実施した、就職活動における生成AIの活用実態に関する調査結果を発表した。2028年卒の85.0%が就活で生成AIを活用しており、就活時に生成AIのハルシネーションを経験した人は60.5%にのぼったという。
同調査は、2028年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施されたもの。生成AIの活用状況を聞いたところ、「特に活用していない」とする15.0%を除く85.0%が「活用している」と回答した。具体的な用途は「志望動機・自己PRの作成や添削」が72.9%で最多となり、「企業研究」が45.0%で続いたという。
一方、企業研究で生成AIを利用すると回答した学生に、AIが出力した情報を公式サイトなどの一次情報で裏付ける「ファクトチェック」の実施状況を尋ねたところ、「毎回、必ず事実確認を行う」との回答は46.0%にとどまり、半数以上が徹底できていない実態が明らかになったとしている。「ほとんど行わない」との回答も6.3%あった。
また、生成AIの利用時に事実と異なる情報が出力される「ハルシネーション」を経験したことがあると回答した学生は60.5%にのぼった。「わからない/確かめたことがない」との回答も16.8%だったという。ハルシネーションを経験した学生のうち約7割は何らかのネガティブな影響を受けたと回答し、「AIの回答を疑わなければならず、かえって調査の手間が増えた」が36.1%で最多だった。5.6%は「存在しない制度や実績を信じ込み、志望順位を誤って判断しそうになった」と回答した。
このほか、AIに代替されにくい「専門性」や「現場知見」を身につけることを重視すると回答した学生は78.6%にのぼった。現時点で志望または検討している職種は「創造・企画職」が57.1%で最多となり、「営業・対人交渉職」が40.7%、「IT専門職」が18.6%で続いた。
キャリアチケット事業本部本部長の手賀亮汰氏は、28卒の学生にも生成AIが就活の「当たり前のツール」として定着する一方で、利便性の裏にある情報誤認の実態や、AI時代を見据えた学生側のキャリア観が明らかになったとコメント。
なお、同調査は「キャリアチケット」に登録する2028年卒業予定の大学生を対象に、2026年5月22日から6月12日にかけてWebアンケート形式で実施され、140人から回答を得た。











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