かどや製油は「ごまの日」にちなみ、2026年11月5日にブランドリニューアルを実施する。また、ごま油の常識を変える洋食用セサミオイル『ISOLETTA(イゾレッタ)』を9月1日に発売する。
都内では、女優の杏さんをゲストに迎えたメディア発表会を開催した。

○さらなる成長に向けて

1858年の創業以来、日本の食卓に『純正ごま油』をはじめとする商品を届けてきた、かどや製油。国内のごま油市場において約45%のトップシェアを誇る同社だが、北川淳一社長は「現在のポジションに甘んじることなく、これからも変化する社会や生活者のニーズに応えていきます」と誓う。

「従来、かどやのごま油は台所の片隅で寡黙に佇んでいる職人というイメージがあったかもしれません。これからは、未来を描く探求家になります。新しい取り組みを始めるにあたり、ブランドリニューアルを実施することとなりました」と北川社長。

今回のブランドリニューアルでは、コーポレートブランドを刷新する。伝統の山角(やまかく)を継承しつつ、英字の“KADOYA”に統一することで「日本におけるごま油No.1ブランドから、グローバルにごまの可能性をひらくブランドに成長させていく」考えだ。

またタグラインを「ひらけ、ごまの可能性。」と定める。「ごま一粒に秘められた無限の力・健康価値・おいしさを、これまでにないアイデアや技術で解き放っていく当社の決意を表現したメッセージです」と北川社長。

ブランドを象徴的に表すカラーはKADOYA RED、KADOYA WHITE、KADOYA BLACKの3色とし、一貫したブランド発信を行っていく。このほか、新たなコーポレートムービーも制作した。
創業以来、ごま一筋で歩んできた同社の歴史を振り返りつつ、ごまが世界中の人々の暮らしを豊かにしていく未来についても表現する内容となっている。

海外においては、2025年に現地法人Kadoya America Inc.を設立。同年、ごま油の売上高は87.5億円に達した。とりわけ北米市場では、日本産ごま油の約7割のシェアを獲得するなど、年々、その存在感を増しているKADOYAブランド。今後も、海外事業のさらなる拡大を図る。北川社長は「常識を変える挑戦、イノベーションがなければ、現在のポジションもなかったと理解しています。当社は、未来を作っていく力をまだまだ秘めています」と自信をみせる。

○オリーブオイルのような新商品

新商品の開発にも意欲的に取り組んでいる。直近では、大分のフンドーキン醤油と共同開発した「ごま油卵かけ醤油」を7月1日に発売。「卵かけご飯にかけるだけで、毎日の朝ごはんを手軽に格上げします」と訴求している。

そして洋食用セサミオイル『ISOLETTA』を9月1日に発売する。同商品は(オリーブオイルと同じように)サラダ、パスタ、カルパッチョ、スープ、パンなどの洋食に、そのままかけて楽しめる。
かどや製油が培ってきた焙煎技術で「まろやかなコク」と「澄んだ軽やかさ」を実現した。販売チャネルは全国のスーパーマーケットおよび公式オンラインショップなど。オープン価格で、参考価格は700円前後となる。

女優の杏さんが出演する新CMも9月1日にあわせ、順次放映を開始する。その第1話にあたる「杏さん、セサミオイルに出会う」篇は、スーパーマーケットでオリーブオイルを探していた杏さんが、ふと手にした『ISOLETTA』を購入し、自宅でサラダにかけて食べたところ、そのおいしさに魅了される、という内容になっている。

メディア発表会の後半には、杏さんとイタリア料理人のファビオシェフが登壇。用意された洋食に、新商品のISOLETTAをかけて試食した。

はじめに出された料理はカルパッチョ。これを食べた杏さんは「洋食と相性がバッチリですね。オリーブオイルにはない、ナッツのような爽やかさも感じました」とし、ファビオシェフも「ナッツの香りがしますね。ごま油なのに軽やかな味わいで、サーモン、白身魚にもよく合いそうです」と応じる。続いて、カルボナーラにISOLETTAをかけて試食。
2人の反応は?

杏さんは「チーズのまろやかさにISOLETTAのコクが混ざり合って、とてもおいしいです」と笑顔に。ファビオシェフは「このカルボナーラにはベーコンが入っていませんでしたが、ISOLETTAの焙煎香が、それを補ってくれたように感じます」と解説した。

かどや製油では、お肉料理、バゲット、アイスクリームにも相性が良い、と説明している。これを受け、杏さんは「これにかけてみたらどうだろう、というワクワクが増えそうですね。日本の家庭料理って、世界的に見ても稀有なほど種類が豊富だと思うんですが、このISOLETTAが入ることで、さらなるレパートリーの広がりが期待できそうです。色んな方に試してみて欲しいですね」と話していた。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。
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