優待や配当を狙って株式投資をしたいけれど、まとまった資金が必要では?と思う方も多いでしょう。しかし、100株を20万円以下で購入でき、優待+配当の合計の予想利回りが4%以上の銘柄もあります。
今回は、2026年9月2日の終値と各社が公表した最新の配当予想をもとに、条件を満たす日本株を4つ紹介します。
【9月版】20万円以下で買える「優待+配当利回りが4%以上」の日本株

今回紹介するのは、次の条件に該当する日本の上場株式です。

2026年9月2日の終値で計算した最低投資金額(100株)が20万円以下
予想される優待+配当の利回りが合計4%以上
9月末を基準日とする株主優待があり、優待を受けるための最低保有期間が設けられていないこと

条件を満たした4銘柄は、以下のとおりです。

※優待+配当利回りの計算は会社発表の数字を使用し、株価によって変動します。

○ベルーナ(9997)

カタログ通信販売の大手で、成人女性向けのアパレル商品を中心に取り揃えています。通販事業以外に、ホテル事業、健康食品・グルメなど幅広い事業を展開しています。

配当利回りは3.6%程度と比較的高いのに加え、3月・9月の株主優待では、通信販売で使える優待券や、ネット専用の優待ポイントなどがもらえます。

100株以上:1,000円相当(年間2,000円相当)
500株以上:3,000円相当(年間6,000円相当)
1,000株以上:5,000円相当(年間10,000円相当)

2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の決算では13億円の増収でしたが、営業利益は3億4,000万円の減益でした。一方で、経常利益と純利益は前年増となっています。

※利回りは年間の配当+優待2,000円で算出
○イー・ガーディアン(6050)

IT系のサービスを手掛ける、東証プライム上場企業です。事業内容は、SNSなどの投稿の監視や運用支援がメインであり、広告審査なども行っています。

配当に関しては連続増配を行っていますが、2026年9月期第3四半期累計(2025年10月~2026年6月)の決算では減収・減益となっています。
業績の推移とともに、今後の配当方針にも注目が集まります。

株主優待では、100株以上の保有者に対してデジタルギフトを贈呈しています。保有期間が1年未満の場合は5,000円相当、1年以上では8,000円相当です。

デジタルギフトはAmazonギフトカード、PayPayマネーライト、dポイントなどに交換できます。

※利回りは年間の配当+「1年未満・5,000円相当」の優待で算出
○青山商事(8219)

「洋服の青山」「SUIT SQUARE」などを展開する紳士服専門店の大手です。配当利回りが4%以上と高い銘柄ですが、2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の決算は増収・減益となり、今後どの程度の配当を維持できるのか注目されます。

3月・9月の株主優待では、全国の「洋服の青山」「SUIT SQUARE」などで使える20%割引券がもらえます。

100株以上:3枚
1,000株以上:4枚
3,000株以上:5枚

スーツ・Yシャツなど、ビジネスシーンでの洋服を普段から買う方に向いている銘柄です。

※優待は20%割引券のため利回りには換算せず、予想配当利回りのみを記載
○マネックスグループ(8698)

オンライン証券の「マネックス証券」などを傘下に持つ金融グループです。ドコモとは資本業務提携を結ぶパートナー関係にあり、グループ傘下には暗号資産交換業を手掛けるコインチェックがあります。

3月・9月の株主優待では、基準日にマネックス証券の証券口座でマネックスグループ株を保有している株主に対し、保有株式数に応じてマネックスポイントが付与されます。

1株以上:50ポイント
100株以上:100ポイント
1,000株以上:500ポイント
2,000株以上:1,000ポイント
20,000株以上:2,000ポイント

マネックスポイントは投資信託の買付のほか、dポイント・Vポイントなどに交換可能です。


2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の決算では営業収益が7億円の増収、税引前利益は6億5,000万円の減益となりました。

※利回りは年間配当+優待の年間100ポイントで計算
優待を受けるための注意点

これから株式を購入して9月末の優待を受け取るには、原則として9月28日の権利付最終日までに現物株式を購入し、同日の取引終了時点で保有している必要があります。また、100株など優待で指定されている株式数を満たす必要があるため、対象外とならないように注意しましょう。

また、優待は内容が途中で変更または廃止になることもあります。配当や株価の値上がりの可能性など、総合的に判断することが大切です。

安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら
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