パ・リーグは、平良を含めて7人が11勝で並んでいる(C)産経新聞社

 西武の平良海馬が9月8日、京セラドーム大阪でのオリックス戦で今季11勝目を挙げた。8回110球を投げて、被安打3の無失点。

危なげない投球で相手打線を牛耳り、規定投球回にも再び達して防御率1.36でパ・リーグ単独トップに再浮上した。

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 同時に周囲を驚かせたのが、リーグトップに並んだ勝ち星だ。これでパ・リーグは11勝の投手が7人目。チームメートの武内夏暉、ソフトバンクの前田悠伍と大津亮介、日本ハムの加藤貴之と北山亘基、オリックスのエスピノーザに続いた。9月というシーズン最終盤を迎えて、最多勝争いがかつてないほどの大混戦になってきた。

「パの最多勝争い、どうなっているの?こんなこと過去にあったっけ?」
「7人全員に最多勝を取らせてあげたい」
「残り3つ、上積めた投手が確定かな」

 ネット上ではこうした驚きを隠せないファンからの声が飛び交っている。残る先発登板の機会は、通常のローテーションで回っていけば3~4回程度。タイトルを意識するならば、取りこぼしは避けたい状況だ。

 残り試合数に大きな差はない。最も多いソフトバンクが残り19試合。西武とオリックスは残り17試合で、日本ハムは残り16試合だ。

 現状の予定では最終戦は西武が最も早く9月29日。

次いで日本ハムが10月1日で、オリックスとソフトバンクは10月3日にペナントレース全日程の終了を予定している。最後は他の投手の動向を見極めながら、タイトルのために中継ぎ登板で勝ち星を狙うことも可能。今後はそうした駆け引きが見られる可能性もなくはない。

 最多勝の最多同時受賞は3人。1988年のパ(15勝、西武・渡辺久信、日本ハム・西崎幸広、松浦宏明)、1993年のセ(17勝、中日・今中慎二、山本昌広、横浜・野村弘樹)、1998年のパ(13勝、西武・西口文也、日本ハム・武田一浩、ロッテ・黒木知宏)、2020年パ(11勝、ソフトバンク・千賀滉大、石川柊太、楽天・涌井秀章)の4度ある。それを上回る4人以上の同時受賞が起きるのか。優勝争いと同様に、ファンの間では大きな話題を呼びつつある。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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