韓国を圧倒した日本の精鋭軍団。そのハイパフォーマンスには衝撃が広まった(C)Volleyball World

 日本が見せつけた格の違いに衝撃が広まった。

 9月12日、福岡・北九州市立総合体育館で、アジア男子バレーボール選手権大会の準決勝が行なわれ、日本(世界ランキング6位)は韓国(同24位)に、3-0でストレート勝ち。2028年ロサンゼルス五輪の出場権獲得に王手をかけた。

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 アジアのライバルを一切寄せ付けなかった。キャプテン石川祐希をはじめ、西田有志、髙橋藍の3枚看板が揃い踏みとなった序盤戦から主導権を握った日本は、第1セットを25-13で奪取。勢いそのままに第2セットも大差(25-11)で連取すると、勝負の第3セットは、息を吹き返した韓国が粘りを見せて中盤まで競り合ったものの、日本は動じず。最後は4連続得点で25-14と押し切った。

 まさに“横綱バレー”。スーパースパイクに加え、打点の高いバックアタックなど縦横無尽に暴れまわったエース石川の貫禄の活躍も光った日本。その強さを目の当たりにし、韓国メディアも衝撃を拭いきれない様子だ。

 大手日刊紙『スポーツソウル』は「日本は次元が違った。サーブ、攻撃、守備のすべてで圧倒された韓国は15点にすら届かず、0-3で完敗」と銘打った速報を掲載。「日本は圧倒的だった」「壁を実感させられた」といった差を示す言葉を繰り返しながら、“宿命のライバル”に見せつけられた段違いのバレーを振り返っている。

「日本はどうにも止まらなかった。彼らが誇る精鋭ウイングスパイカートリオは、全員が2桁の得点を記録した。石川が15得点、髙橋が14得点、西田が10得点を挙げた。一方で韓国は全セットを通じて日本に押し込まれ、苦戦を強いられた。頼みのホ・スボンが6得点、イム・ドンヒョクが5得点にとどまり、チームとしても、個としても、実力差を痛感させられた」

 また、スポーツメディア『OSEN』は、「奇跡は起きなかった」とし、戦前の下馬評から両チームにはレベルの差があったことを指摘。その上で「宿敵とはいえ、世界ランキング24位の韓国と世界ランキング6位の日本。大敗も予想はしていた。しかし、本当に日本は韓国の高い壁となった。圧倒的な実力と基本技術の高さで完全に試合を掌握した。彼らの前に我々の代表チームは明らかに力不足だった」とライバルを称えた。

 アジア選手権最多となる11度目の優勝とロサンゼルス五輪の出場権獲得にあと1勝を迫った日本。13日に行われる強敵イランと一戦は、まさしく大一番となる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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