前編では、女優とグラビアという二つのフィールドに懸ける思いを語ってくれた17歳の小森香乃。しかし、その素顔はどこにでもいる等身大の女子高生でもある。
後編では、思い描いていた“キラキラJK”とは少し違った学校生活や、ひとりで楽しむラーメンと映画、支えてくれる家族への思い、そして5年後の自分に託した夢について聞いた。(前後編の後編)

【写真】1stDVD『純白の17歳』を発売した小森香乃の撮り下ろしカット【8点】

――学校がある日は、どんな一日を過ごしていますか?

小森 今は芸能コースのある学校に通っています。普通科目は国語や社会、英語くらいで、それ以外は演技やダンスの授業が中心です。演技は大好きなので楽しく取り組めるんですけど、ダンスはちょっと苦手で(笑)。それに舞台のお仕事で学校に行けない日も多くて、高校3年生になった今も、まだ5回くらいしか登校できていないんです。

――学校生活はいかがですか?

小森 正直に言うと、あまりクラスにはなじめていないかもしれません。休み時間はイヤホンをしてNetflixを見ていることが多くて。周りを見ながら「みんなキラキラJKだなあ」って思っています(笑)。

――“キラキラJK”に憧れがあるんですね。

小森 あります(笑)。JKってなんだか特別な存在じゃないですか。電車や渋谷で同世代の子たちを見ると、本当に楽しそうで。
私は一人でいることが多いので、みんなでワイワイしている姿を見ると素直にうらやましいなって思います。

――芸能活動をしていなかったら、また違う高校生活だったかもしれませんね。

小森 それはよく考えます。中学時代の友達のInstagramを見ると、体育祭の写真とかがたくさん上がっていて。「キラキラJKしたかったなあ」って(笑)。この前も体育祭があったんですけど、私は舞台本番で参加できなくて。あとからグループLINEに送られてきた集合写真を見ながら、「いいなあ」って思っていました。

――同級生のみなさんは、小森さんの活動を知っているんですか?

小森 知っています。コンビニにも雑誌を置いていただいているので、「グラビア見たよ!」って写真を送ってくれる子もいます。始める前は、世間の反応よりも同級生の目のほうが怖かったんです。でも実際はみんな応援してくれていて、本当にありがたいです。

――温かい反応ですね。


小森 はい(笑)。地元でコンビニのアルバイトをしている友達には、「お前がいると気まずいんだけど」って言われましたけど(笑)。

――放課後はどんなことをして過ごすことが多いですか?

小森 一人で映画を観たり、ラーメンを食べに行ったりしています。一番好きなのは一蘭です。一人でも入りやすいので。

――休日は?

小森 ひたすら寝ています(笑)。この前なんて起きたら夕方5時でした。

――夕方5時!?

小森 帰りが遅い日もありますし、朝も早いので、休みの日は本当に爆睡します。起きたら漫画を読んで、アニメやNetflixを観て、ラーメンを食べて終わることが多いですね(笑)。

――かなりインドア派ですね。

小森 そうなんです(笑)。あと、YouTubeで食事動画を見るのも好きです。
一人でご飯を食べることが多いので、誰かと一緒に食べている気分になれるんですよ。

――ご家族は芸能活動をどのように見ていますか?

小森 本当に応援してくれています。両親と兄の4人家族なんですが、みんなでグラビアのメイキング映像を見たりもします。

――お兄さんもですか?

小森 19歳のお兄ちゃんは「妹のグラビアはちょっと気まずい」みたいですけど(笑)。
でも、お母さんは撮影にも付いてきてくれて、「大人っぽい表情もできるようになったね」とか「成長したね」って言ってくれるので、すごくうれしいです。

――芸能活動をしていると、憧れの方と会う機会もありますよね。

小森 あります。オーディション会場でテレビで見ていた俳優さんを見かけるだけでも、「本当にいるんだ!」って感動します。以前、中島健人さんとすれ違ったことがあったんですけど、思わず「ケンティだ!」って声が出ちゃいました(笑)。本当にキラキラしていました。

――現在は高校3年生ですが、将来についてはどう考えていますか?

小森 大学には進学したいと思っています。意外と現実的な性格なので、「何があるか分からないな」と考えるタイプなんです。
資格も取っておいたほうがいいのかなって。実は小学生や中学生の頃は、「お金が好き」という理由で銀行員になりたかったんですよ(笑)。

――では、例えば5年後。どんな自分になっていたいですか?

小森 「一つひとつの出会いを大切にできる人」でいたいです。これからお仕事が増えて、メディアに出る機会が増えたとしても、自分一人の力でここまで来たわけではありません。応援してくださる方や支えてくださる方がいて、今の自分がある。その感謝だけは絶対に忘れたくないです。それと、「アクトレス・インキュベーション(AI)」に入った頃から、監督にずっと「自分の殻を破れ」と言われ続けてきました。だから5年後も、その言葉を大切にしていたいんです。今の自分に満足せず、殻を破り続けながら成長していける人でありたい。その先で、誰かの心を動かせる表現者になれたらと思っています。

【プロフィール】
小森香乃(こもり・かの)
2008年8月6日生まれ。
東京都出身。クラシックバレエを11年継続。14歳で映画『生きない』に出演し、以降は舞台を中心に活動。『週刊ヤングジャンプ』のオーディション「制コレ24」をきっかけにグラビアデビュー。2026年5月29日、1stイメージDVD『純白の17歳』を発売。

【出演情報】
映画『ソーゾク』(2025年公開)大塚寧々主演、娘・礼美役
NHKドラマ10『コンビニ兄弟』7話、ゲスト出演

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