身長145cm、Hカップ。アイドルグループ・BOCCHI。
で活動する大嶋みくにとって、その恵まれたスタイルはグラビアで大きな武器となっている。しかし本人は長い間、自分の胸が大きいことすら自覚していなかったというから驚きだ。人と自分を比べない——そんな独特の感性は、低身長をコンプレックスと感じない価値観にも、思ったことを率直に口にする性格にもつながっている。後編では、アイドルらしからぬ無頓着な一面や、後輩たちから慕われるグループ内での立ち位置、そして美容に全力投資する現在の価値観について聞いた。(前後編の後編)

【写真】アイドルグループ「BOCCHI。」の白色担当・大嶋みくの撮り下ろし【7点】

――身長145cmですが、低身長がコンプレックスだったことはありますか?

大嶋 それ、よく聞かれるんですけど全然ないんですよ。そもそも自分がそんなに身長低いっていう感覚がなくて。人と話しているときって、自分から見える景色はみんな同じじゃないですか。自分の頭の上なんて見えないですし(笑)。だから「低いな」って思ったことがないんです。

――日常生活で不便を感じることは?

大嶋 むしろ得してることの方が多いですね。移動車なんかも足元が広く感じますし、寝やすいですし(笑)。唯一思うのは、ライブのダンスで大きく移動する振り付けを任されることが多いので、そのときだけは「足が長かったらな」と思います。
でも逆に、小さいからこそちょこまか動けるのかなとも思いますね。

――グループで一番背の高いメンバーとは20cm近く差があるそうですね。

大嶋 163cmくらいのメンバーがいるので、歩幅は本当に違います(笑)。年齢的にはちょうど真ん中なんですけど、かなり自由にやらせてもらっています。後輩からよく「みくさん、お腹空いてますか?」って聞かれるんですよ。

――なぜですか(笑)。

大嶋 「空いてる」って答えると、「じゃあ大きな声で言ってください」って(笑)。私が「お腹空いたな~」って言うと、マネージャーさんが「じゃあご飯行こうか」ってなるらしいんです。

――完全に女王様ポジションですね(笑)。

大嶋 勝手にそうなっていました(笑)。でも後輩だと、お腹が空いていても言いづらいタイミングってあるじゃないですか。私が言うことでみんなが助かるなら、それでいいかなって思っています。


――グラビアでは、そのスタイルも大きな武器になっています。ご自身で「武器だ」と認識したのはいつ頃ですか?

大嶋 実は全然気づいてなかったんです。私、人の体をあまり見ないので、自分の胸が大きい方だという感覚もなくて。撮影した写真を見たときに初めて「そうなんだ」って知りました。

――学生時代に周囲から言われたりは?

大嶋 中学ではバドミントン部だったんですけど、みんな同じユニフォームなのに私だけちょっと太って見えるな、くらいの認識でした。高校ではチア部に入っていて、ピタッとした衣装を着るんですけど、胸が入らなくて。本当はXSサイズなのに、上半身だけ大きいサイズを着ていました。男子からいじられることもありましたけど、「何がそんなに面白いんだろう?」って感じでした(笑)。

――どんなふうに?

大嶋 「ぱいぱいでか美」って呼ばれてました(笑)。でも当時は元ネタも知らなかったので、「誰それ?」みたいな感じで全然ダメージがなかったです。

――145cmという身長もあって、余計に目立ちそうですが。

大嶋 本当に人と比べることがなかったんですよね。
手の大きさですら、自分が一番大きいと思っていたくらいです(笑)。

――下着のサイズなどで気づきそうなものですが。

大嶋 普段からスポーツブラばかりなんです。だからサイズも全然知らなくて。一度ちゃんとしたブラジャーを着けたら、服のシルエットが膨張して見える気がして。逆に目立たなくしたくてスポブラを選ぶこともあります。お店でサイズを測るときも、店員さんが持ってきてくれるサイズが全部入らなくて気まずいんですよ(笑)。F、G、H……みたいにどんどん上がっていくので。

――武器として積極的に見せよう、という意識は?

大嶋 そこまで考えたことはないですね。特別強調しなくても目立つので(笑)。動画撮影も中はスポブラですし、多少抑えても十分だと思っています。ただSNSは研究していて、水着の写真だと顔と胸の位置が近い構図は数字が伸びやすいですね。
やっぱりピタッとした服の方が反応は良くて、アイドル衣装みたいなふわふわ系は意外と伸びないです(笑)。

――そんな大嶋さんが思う、自身の魅力は?

大嶋 嘘がつけないところですかね。本当にいいと思ったものは全力で褒めますし、逆に似合っていないと思ったら言っちゃいます(笑)。だからメンバーも「これどう思う?」って聞いてくれますし、ファンの方も特典会で私に褒められると「本当にそう思ってくれてるんだ」って喜んでくれます。

――では最後に、最近ハマっていることを教えてください。

大嶋 実は特にないんです(笑)。でも、お金を使うなら圧倒的に美容ですね。スキンケア、メイク、ヘアケア、洋服……そういうところには惜しまず使います。最近は20代前半くらいの女性ファンも増えてきていて、他のアイドルを見に来た方がBOCCHI。を知ってくれたりするんです。美容の発信もしているので、それが入口になっている部分もあるのかなと思っています。

【プロフィール】
▽大嶋みく(おおしま・みく)
2000年7月19日生まれ、25歳。
千葉県出身。身長145cm、B90(Hカップ)・W56・H84。血液型O型。日本とフィリピンのルーツを持つ。7人組アイドルグループ「BOCCHI。」の白色担当で、愛称は“みくちー”。チアダンスで全国大会に出場した経歴を持ち、19歳からグラビアにも挑戦。2024年には母の母国フィリピン・セブ島で1st写真集『Pearl』を撮り下ろした。料理好きで、声量とパワフルさはグループ随一。

【前編】「お前ら、まだまだいけるだろ!」145cmのHカップアイドルはライブ熱量を爆上げする“煽り担当”だった
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