米津玄師の「IRIS OUT」が、30日に発表された「2026年JOYSOUND カラオケ上半期ランキング」で楽曲別1位を獲得した。同曲は劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌で、アニメ/ゲームランキングでも首位となり2冠を達成。
米津は、カラオケで歌う人へ「上手く歌わなくてまったく構いません。好きなように歌って、自分が気持ちいいと感じればそれで十分です」とメッセージを寄せた。

○「IRIS OUT」が総合&アニメ/ゲーム部門で2冠

同ランキングは、業務用通信カラオケ「JOYSOUND」における歌唱データをもとに集計したもの。集計期間は、2026年1月1日から6月15日までとなっている。

楽曲別ランキングで首位となった「IRIS OUT」は、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌。アニメ/ゲームランキングでも1位を獲得し、総合とアニメ/ゲーム部門で2冠となった。

今回の上半期ランキングでは、全体の約4分の1にあたる7曲をアニメ関連曲が占めるなど、アニメタイアップ曲の強さが目立つ結果に。米津の「IRIS OUT」を筆頭に、アイナ・ジ・エンド「革命道中 - On The Way」など、話題作の関連曲がカラオケでも多く歌われた。

一方で、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」や、ポルノグラフィティ「サウダージ」といった平成のメガヒット曲も上位をキープ。リアルタイムのヒットと、世代を超えたリバイバルが共存するランキングとなった。
○米津玄師「ひとときの気晴らしとして機能しているなら嬉しい」

米津は、楽曲が全国のカラオケで歌われていることについて、「わたしは自分でも歌うのが面倒でしんどい曲を作り続けている自覚があるのですが、そういう人間の作った曲がカラオケで多く歌われることをいまだ不思議に思っています」とコメント。

続けて、「みなさんにとってのひとときの気晴らしとしてうまく機能しているならとても嬉しいです」と思いを語った。


アニメ/ゲーム部門、総合での2冠については、「ありがたい、以外の感覚がほんとうにありません。音楽家として非常に光栄なことだと思います」と感謝。作品の世界観とリンクした楽曲が、アニメの枠を超えて広く歌われている状況を喜んだ。
○「上手く歌わなくてまったく構いません」

カラオケで「IRIS OUT」を歌う際の楽しみ方について、米津は「それは歌ってくれるみなさんがそれぞれに持ち寄るものだと思うので、わたしから何かとくべつ強いるようなことはしたくないです。それぞれがこの曲に何かを込めてください。それでまったく構いません」と話す。

歌うことについては、「わたしも酒場に行けばたまにカラオケで歌わされますが、やっぱり大きな声を出すってのは根源的な気持ちよさがあります。その対象に選ばれることがそもそも非常に嬉しいです」とも語った。

さらに、「IRIS OUT」を歌う人へのアドバイスとして、「上手く歌わなくてまったく構いません。好きなように歌って、自分が気持ちいいと感じればそれで十分です」とメッセージを。

自身の曲をリクエストされた場合については、「自分で自分の歌を歌おうとは思いません。しかし勝手に入れられたら覚悟を決めて全力で歌います。
一滴も余力を残さない気概でやり切るのが肝です」と、米津らしい言葉で答えている。

【編集部MEMO】
米津玄師は、1991年3月10日生まれ、徳島県出身。ハチ名義でインターネットを中心に活動を始め、作詞・作曲・編曲、歌唱、演奏、イラスト、アニメーションまで自ら手がける表現者として注目を集めた。本名名義での活動後も、「Lemon」「馬と鹿」「感電」「KICK BACK」「さよーならまたいつか!」など数々のヒット曲を発表し、ドラマ、映画、アニメ、CMなど幅広い作品の主題歌を担当する。
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