ブランドの歴史は、プロダクトだけで語られるものではありません。建築もまた、そのブランドが大切にしてきた思想を映し出す器です。
2021年に誕生したボッテガ・ヴェネタ 表参道フラッグシップが5周年を迎える今年、その節目を記念して開催されるのが、日本人ガラスアーティスト・三嶋りつ惠氏によるインスタレーション「Bottega Veneta Weaving Light」です。会期は7月30日から8月11日まで。ヴェネツィアと京都を拠点に活動する三嶋氏が、表参道フラッグシップの建築とそこに差し込む光を起点に、新作《KOMOREBI》を含む作品を展示します。

建築と光が出会う場所
今回のインスタレーションで展示される《KOMOREBI》は、表参道フラッグシップの建築そのものから着想を得て制作された作品です。三嶋氏はガラスを単なる素材ではなく、光と空間を結びつける存在として扱ってきました。その作品は時間や天候によって表情を変え、建築に新たな風景を生み出します。

光を織る、建築を編む──ボッテガ・ヴェネタ 表参道5周年、三...の画像はこちら >>
Courtesy of BOTTEGA VENETA
会場となる表参道フラッグシップは、ケヤキ並木を思わせる幾何学的なファサードが印象的な建築です。今回のインスタレーションでは、作品と建築、そこに差し込む光が呼応しながら、一つの空間体験を生み出します。

ヴェネツィアという共通言語
三嶋りつ惠氏とボッテガ・ヴェネタを結ぶのは、長年にわたる協業だけではありません。ブランドのルーツであるヴェネツィアと、三嶋が創作の拠点としてきたヴェネツィア。その土地に息づくクラフツマンシップへの敬意が、両者に共通する価値観となっています。

三嶋氏は、ボッテガ・ヴェネタを象徴するイントレチャートを「絶え間ない挑戦の精神」と表現します。
素材の可能性を探り続ける姿勢は、ガラスという素材で未知のフォルムを追求する自身の制作とも深く響き合っています。

表参道という建築を祝う5周年
674㎡を誇るボッテガ・ヴェネタ 表参道フラッグシップは、イタリアンデザインの伝統とヴェネツィアのクラフツマンシップを体現する空間として2021年にオープンしました。店内にはパラディアン床や、イタリア・Nuova Vetreria Resanese社の職人が手掛けたガラスのシェルフやハンギングレールなど、ヴェネツィアの意匠が随所に取り入れられています。今回のインスタレーションは、そうした建築の文脈をあらためて浮かび上がらせる機会にもなります。

クラフツマンシップを現在形で体験する
5周年に合わせて、表参道フラッグシップでは新作バッグ「カバ マーレ」と、新サイズ「ベイビー カンパーナ」も先行発売されます。

「カバ マーレ」は、キャンバスとイントレチャートを組み合わせた新作バッグで、ラージサイズの制作には約13時間、そのうち約5時間を編み込みに費やすなど、ブランドのクラフツマンシップを体現する一品です。

光を織る、建築を編む──ボッテガ・ヴェネタ 表参道5周年、三嶋りつ惠「Weaving Light」開催
ラージ カバ マーレ(H34 x W45 x D23 CM)
¥1,094,500
Courtesy of BOTTEGA VENETA
一方、「ベイビー カンパーナ」は、丸みを帯びたフォルムとイントレチャートをより繊細なスケールで再解釈した新サイズ。表参道フラッグシップではアラバスターカラーを先行展開します。

光を織る、建築を編む──ボッテガ・ヴェネタ 表参道5周年、三嶋りつ惠「Weaving Light」開催
ベイビー カンパーナ(H12.5 x W20 x D9 CM)Col.アラバスター
539,000円
Courtesy of BOTTEGA VENETA
また、会期中には日本料理店「くろぎ」とコラボレーションした数量限定の特別なかき氷も提供され、7月22日より公式LINEで予約受付を開始します。

光、建築、クラフツマンシップ。それぞれを別々に鑑賞するのではなく、一つの空間体験として織り上げること。それこそが、「Weaving Light」が描こうとしている世界なのかもしれません。


INFORMATION
Bottega Veneta Weaving Light

期間: 2026年7月30日~8月11日
場所: ボッテガ・ヴェネタ 表参道フラッグシップ
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-1-5
営業時間: 11:00 – 20:00

お問い合わせ
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL:0120-60-1966
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