レビュー

お金は、毎日意識するものなのに、その本質を深く知る機会は少ない。それがどこから来て、どう流れ、なぜ自分の財布から去っていくのか。

お金のリアルを知り、お金で苦労しない生き方を学びたい。そんな20代に向けて、「お金と幸せ」の好循環の秘訣をまとめたのが本書である。
著者は、累計900万部に迫るベストセラー作家の本田健さんだ。私たちの心の中には、小さい頃から周囲の影響を受けて形作られてきた「お金の設計図」がある。たとえば「お金は足りないもの」「お金の話はタブー」といったものだ。それがお金を稼ぐこと、使うこと、守ることの信念を大きく左右しているという。
では、もしその信念を書き換えたい場合はどうしたらいいのか。本書を読めば、そのための道筋が明らかになっていく。『ユダヤ人大富豪の教え』に通底するお金の本質とともに、お金に愛される人の共通項、お金が逃げていく「無意識の思考」、稼ぐ・使う・守る方法まで、実践的なメソッドを学ぶことができる。一貫しているのは「お金と幸せは対立しない」という発想だ。
著者は「大金持ちよりも小金持ちを目指すこと」をすすめている。その理由についてはまず要約を読んでいただきたい。

幸せな小金持ちを目指すには、まとまった元手も特別なスキルも不要である。ただお金のリアルを知っているかどうかが、10年後の自分を大きく変えていく。ワクワクする人生に向けた一歩は、本書を開くことから始まるはずだ。

本書の要点

・お金について学ぶのに最も適した時期が20代である。幸せな小金持ちは、お金を愛していて、お金より大切なものを知っている。
・人の心の中には「お金の設計図」があり、それが、その人の稼ぎやお金との向き合い方を決めている。時にはお金の設計図を書き換えることが大事になる。
・大事なのは「複数の収入源」を持つことである。幸せな小金持ちは、複数の「お金のなる木」を持っている。



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