「暴れん坊将軍そのもの…尊敬に値する素晴らしい人間」などと称えられている。6月9日に86歳で亡くなった女優中村玉緒(本名奥村玉緒=おくむら・たまお)さんの晩年、俳優松平健(72)が玉緒さんを金銭面などの援助をしていたというのだ。
《勝新さんが逝去以来の玉緒さんは、さんまさんの番組でブレーク…生活も順調だと思ってましたが、身内の問題で苦慮…晩年には施設に入居…身内が援助する余裕もなく大変だったと思います。施設に入居した玉緒さんの面倒を見る方もいない状況の中…最後まで全ての面において援助した松平健さんの人間性の素晴らしさは尊敬して止まない…》
さらに《松平さんには余計な事言って…と言われるかも知れませんが中々出来る事ではありません…松平健さんには頭が下がります…》とし、冒頭のように結んだのだ。
「松平さんは勝新さんの『勝プロダクション』に1974年に入所し、付き人を務めながら演技を学んだ一番弟子でした。3年間の付き人時代は勝さんから『オレのマネをしろ。タイプが違うから、マネをしても大丈夫だ』と言われ、『NG をいっぱい出せ』『セリフを覚えて来るな』などと多くのアドバイスを受けたそうです。『俺が矢を打つから後は自分の努力で飛んでいけ。努力しなかったら落ちるよ』と厳しさの一方、『座頭市』製作発表会見で『松平!』と怒鳴りつけ、記者たちに名前を覚えさせたりした。『暴れん坊』のヒット後、役者仲間と居酒屋で飲んでいると『将軍役なのだから、もっといいところで遊べ。安い店に行くとそれが演技にも出る』という逸話もありましたね」
とは、スポーツ紙芸能デスク。
「玉緒さんはそんな師弟関係を見守りつつ、『はよ自立してお金を稼いで家建ててや』と独立を促したことで知られてます。松平さんは玉緒さんの訃報に際し『心優しい方』『大輪のひまわりのような方』と追悼し、改めて勝新さん含め大恩に感謝の念を寄せています。
■松平が現れると勝新太郎と生きた時代にタイムスリップ
玉緒さんは介護施設で認知機能低下の症状がみられたそうだが、松平がサプライズ訪問を繰り返し、顔を見せるとすぐに松平だと気づき、嬉しさで涙を流したという。
「松平さんは玉緒さんを『奥さん』と呼び、付き人時代とまったく変わらない様子で接していたらしいですよ。玉緒さんは2021年の雑誌インタビューで『私の目下の楽しみは、主人の一番弟子だった松平健くんとご飯を食べに行くことです』としてまして、松平さんと会うと瞬時に勝新太郎が生きていた頃へとタイムスリップすると語っていました。松平さんの存在が晩年の玉緒さんを支え、輝かせたのでしょうね」(芸能プロ関係者)
玉緒さんはもちろん、天国の勝さんも大いに感謝していたことだろう。
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高齢化著しい日本を象徴した出来事だ。関連記事【もっと読む】五月みどりと中村玉緒が共に施設に入居…“同い年の女優”それぞれの晩年…では、それぞれの晩年について伝えている。

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