日本テレビが主催する女芸人No.1を決めるお笑い賞レース「THE W」が、今年開催されないことが分かった。6月19日のスポーツニッポンが報じた。

 


 2017年にスタートした同大会。昨年まで9年連続で開催され、毎年12月に日テレが決勝戦を生放送していた。歴代優勝者には、ゆりやんレトリィバァ阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、ニッチェなどが並び、多くはすでに知名度があった女芸人が活躍。そもそも、お笑い賞レースは「M-1グランプリ」(ABC・テレビ朝日系)、「キングオブコント」(TBS系)、「R-1グランプリ」(カンテレ・フジテレビ系)などが定着しており、こちらは性別による出場制限がないことから、「THE W」の存在意義は問われていた。


「終了の背景には、他にも視聴率の低迷や、芸人のネタそのものよりも、審査員の粗品さんのコメントや採点基準についての話題が注目され、出場する女性芸人側にはメリットがあまり感じられない状態でした。毎年、来年は終わるのでは? とささやかれていましたから、よく9年も持ったという印象です」(お笑い業界関係者)


 ちなみに日テレが主催、決勝戦を放送するお笑い賞レースでいえば、漫才とコントの二刀流日本一を決める「ダブルインパクト2026」にも批判が相次いでいる。


 7月20日に放送される決勝に進出した8組が、6月17日発表された。「ダブルインパクト」は2回目の今大会からのルール変更が物議を醸している。


「昨年の第1回では決勝進出が7組で、全組が漫才とコントを披露した上で、優勝者が決まりましたが、今回はファーストステージで漫才かコントのいずれかを披露し、上位5組がセカンドステージに進出。下位3組はその時点で敗退で、上位5組のように漫才とコントの両方を観客や審査員に見せることなく終えてしまうからです」(前出の関係者)


 お笑いファンからは日テレの賞レースの在り方に対し、《ダブルインパクトもいまいちだから日テレはもう無理だと思う》《THE Wもダブルインパクトも、日テレが自分たちも賞レース持ちたくて無理矢理枠組みを作った感があって、中途半端なんだよね》《そもそも日テレて、賞レース作るの向いてないんだよ》などと酷評のだ。


「日テレのお笑い賞レースは、他局のように漫才のみで判断、コントのみで判断するなどの評価基準があいまい。『ダブルインパクト』は漫才とコントの総合点で、最もバランスが良い芸人が勝つ仕組みになっています。

だから、どちらかの評価が最上位でなくても、優勝できる可能性がある。『THE W』も、漫才、コント、歌ネタなどが同じ土俵で比べられ、何が基準かが視聴者に分かりにくかった。日テレはバラエティー番組制作は得意ですが、『笑点』や『エンタの神様』『しゃべくり007』などのすでに人気を得ている芸人を引き立てる番組が面白く、"競技をしてお笑い芸人を育てる"のは他局よりも弱い。無理に賞レースにこだわる必要がないのかもしれません」(バラエティー番組を手掛ける放送作家)


 向き不向きもあるだろう。


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 ケンコバには先見の明があったということになるだろうか。関連記事【こちらも読む】ケンコバ4年前の“予言”が大バズり!粗品「THE W」酷評審査で浮上した「お笑い界は破滅する」論…では、本人が占うお笑い界の未来について伝えている。


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