高橋一生(45)主演「リボーン ~最後のヒーロー~」(テレビ朝日系)と、岡田将生(36)主演「田鎖ブラザーズ」(TBS系)の最終回は、《視聴者に解釈を委ねすぎ》なんてツッコミも入っていた。堤真一(61)主演のTBS日曜劇場「GIFT」も、準主役のキャラが最終回直前に突然の死を遂げて……。


「この3作品は最終回、もしくはその直前回の展開に納得がいかず、熱心なファンでさえも厳しい評価に。春ドラマの特徴となってしまった“モヤモヤ最終回”ですが、『銀河の一票』は……最終回直前の6月22日の第10話は一切の乱れなしで抜群に面白かったですね」(エンタメ誌編集者)


 熱烈なファンを掴んだ、黒木華(36)主演のフジテレビ系月10「銀河の一票」(カンテレ制作)。6月29日で最終回だが、《終わらないでほしい》《すぐにシーズン2を》などなど熱い書き込みが相次いでいる。


 芸能ライターのエリザベス松本氏は「脚本の素晴らしさはもちろん、キャストも絶妙。今期の連ドラで助演男優賞があるならば、それは“ガラさん”こと五十を演じる岩谷健司さんだと思っていました。が、終盤で《伏兵現る!》と思わされたのが、介護士の大樹を演じる伊能昌幸さん。心にズンと響くような低い声が印象的な俳優さんです」と話す。


 伊能昌幸(30=写真)演じる大樹は、《スーパー介護士》と視聴者から呼ばれる人気キャラ。ひと声でボランティアを200人集めたり、不可能と思われたポスターの全掲示板制覇を達成したりと、まさに“スーパーヒーロー”的存在である。


「相当鍛え上げているな、というガッシリ体形も目を引きますよね。それもそのはず、伊能さんはアクションができる俳優としてすでに活躍中です。自身のXに“戦う”動画をアップされていて、見応えがありますよ。

1月期のテレビ東京の深夜ドラマ、中島歩さん主演の『俺たちバッドバーバーズ』では脚本も担当しており、脚本家名はオノ・マサユキさんです。多才ですよね」(前出のエリザベス松本氏)


 伊能の俳優デビューは2016年公開の映画「べー。」。「ベイビーわるきゅーれ」の監督・脚本で一躍有名になった阪元裕吾監督(30)作品だ。伊能と坂元監督は共に京都造形芸術大学(現在の京都芸術大学)の映画学科で学んだ仲である。


「『銀河の一票』ではアクション封印でも強い存在感を示した伊能さん。むろん役が良かったのは大前提ですが、それでも大樹役を自分のものにしているのは伊能さんの俳優としての力です。《伊能》で検索すると、サジェストトップは《伊能昌幸》。いかに多くの人が彼に注目し、検索しているか、でしょう」(在京キー局ディレクター)


 光る脇役が目立った「銀河の一票」。伊能のさらなる活躍も期待したい。


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