「台湾美女」という言葉の源流を確かめるため、その謎を追って台湾へ足を運びました。日本からも近い台湾では、年間を通してさまざまなイベントが開催されており、これまでにも「台北ゲームショウ」や「FANCYFRONTIER開拓動漫祭」、「Petit Fancy」などを取材し、現地のコスプレイヤーやコンパニオンたちを紹介してきました。
そこで出会ったのは、日本とはまた異なる魅力を放つ“アジアンビューティー”たちです。

ヘアメイクやファッションデザイン、キャラクター解釈、そして流行の写真表現――細部に目を凝らせば、その違いは挙げればキリがありません。それでも最終的に彼女たちをひとことで表すなら、「台湾美女」というフレーズに行き着きます。

今回登場するのは、多くのゲームイベントで公式コスプレイヤーを務める「木木(くちき)」さん。天真爛漫な性格と愛らしい笑顔で、見る人の心を一瞬でつかんでしまう台湾美女です。そんな彼女には、中国ブランド「Felinae Cookie」のロリータ・ファッションドレスをまとってもらいました。

コスプレイヤーの創作コスやコンカフェ衣装で、「中華風ロリータ」あるいは「中国ロリータ服」を目にしたことはないでしょうか。そもそもロリータ服は、1980年代の原宿ストリートから生まれた日本発のファッションスタイルで、大きなリボンやレース、フリル、そしてふんわりと広がるスカートが特徴です。「お姫様」のような世界観をそのまま形にしたような服で、多くの女の子の憧れを集めてきました。

やがてロリータファッションは海を越えて広がり、とくに中国では独自の進化を遂げます。中華風やミリタリー、アイドル、メイドなど、多彩なテイストを取り入れたデザインが次々に生まれ、一大サブカルチャーとして定着しました。現在では市場規模は日本を上回るとも言われ、日本ブランドも続々と進出。
逆輸入のかたちで中国ロリータ服を扱うショップが日本にも増え、コスプレイヤーやポートレートモデル、コンカフェキャストたちが創作衣装として積極的に取り入れています。

本編のフォトレポートでは、そんなロリータ服を纏った木木さんの可憐さと、「台湾美女」という言葉が持つ奥行きある魅力を、写真ならではの距離感でたっぷりとお届けします。

木木(Instagram:kuchiki_1006)
衣装提供:Epetice(X:@epetice、HP)

世界と日本をファッションで繋ぐ-海外ブランド正規販売店。

撮影スタジオ:Studio AZURE

台北駅近く(MRT北門から徒歩5分)にある貸切スタジオ。数多くの日本人コスプレイヤーも利用。日本語でも予約できる。

撮影:乃木章(X:@Osefly)
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