食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。


「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。...の画像はこちら >>
 おにぎり専門店って、おいしいけど高い。そのイメージを覆すお店が注目されています。それは、「おむすび権米衛」。国内に51店舗、海外に5店舗を展開するおにぎり専門店で、テレビでも特集が組まれるほど、大注目されています。

 これは実際に店舗に行ってみれば、納得。お客がひっきりなしにおにぎりを買っていく光景を見ることができるでしょう。

 物価高の今、毎日の食事を少しでも安くやりくりしたいと願う人々は多いはず。多くの心をつかむようなおにぎりとは、いったいどのようなものなのでしょうか? そこで今回は、“安さ”をキーワードに、おむすび権米衛の魅力をご紹介していきたいと思います。

①塩むすびがコンビニよりも安い

「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。130gの塩むすびが130円
ランチ時に訪問したときには売り切れていることも。130gの塩むすびがコンビニよりも安い130円で販売されている
 もっともシンプルなおにぎりと言えば、「塩むすび」。コンビニの価格をチェックしてみると、セブンイレブン145円、ファミリーマート149円、ローソン149円(すべて2026年9月時点の価格)。権米衛では130円となっており、コンビニよりも安く提供されていることに驚かされます。

 しかも重量は130gで、コンビニ(110g)の約1.2倍。なぜこんなことが可能なのでしょうか?

 答えは、契約農家と直取引きを行うことでコスト削減を実現しているから。
しかも「再生産可能価格」という市場価格よりも高値で購入するため、農家との信頼関係を構築したビジネスモデルが成立しています。

 つまり、農家から直送される精米したての新鮮な米を使って作られるおにぎりは、本当に安くて、本当にうまいのです。

②玄米おむすびが白米と同価格

「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。130gの塩むすびが130円
玄米おむすびは130円、チーズおかかは200円。330円でおなかがいっぱいになる
 次に驚くべきは、健康米の代名詞である玄米おむすびが白米と同価格であること。シンプルな玄米おむすびは塩むすびと同じ130円、北海道産昆布は180円、ツナは200円。

 なんと、白米バージョンと同じ価格設定になっているのです。流通量などを考えると、玄米を使ったおむすびは価格が上がりがち。しかしながら権米衛では白米と同価格にして、両者のおいしさを平等に提案しているのです。

 栄養ばかりにこだわらず、白米と玄米をその日の気分で無理なく選べる商品づくり、価格設定には脱帽するものがあります。

「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。130gの塩むすびが130円
白米と玄米の価格帯をそろえることで、価格を気にすることなくその日の体調や気分でおむすびを選ぶことができる


③270円で満足。おにぎり&コロッケ

「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。130gの塩むすびが130円
玄米おむすびと北海道産男爵いもの野菜コロッケ。ふたつ合わせて270円
 ちょっと小腹が空いたときに何か買おうとすると、ワンコイン(500円)を超えてしまうのが当たり前の時代。しかしながら権米衛では、“300円以内”でその願望をかなえることができます。

 例えば、おにぎり1個にお惣菜1個を組み合わせてみましょう。玄米おむすびと北海道産男爵いもの野菜コロッケを選ぶと270円。


 これは断然安いはずで、手軽なシーンにおいても、おいしさとコスパの両方を満たすことができます。

④全惣菜が200円以内で買える

「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。130gの塩むすびが130円
販売されているお惣菜は100~180円
 権米衛では、おむすびに合わせるお惣菜が11種類販売されています(取り扱い商品は店舗により異なる場合があります)。価格を見ていくと、100~180円。すべて200円以内に収まっていることに驚くでしょう。おにぎりに合わせて食べるにはほどよい量になっています。

 お惣菜の中でのオススメは、「手作り唐揚げ」。鶏肉を権米衛オリジナルの漬け込みタレに漬け込み、米粉をまぶして揚げたこだわりある商品で、軽やかな味わいが魅力になっています。

⑤おにぎり5個が650円から買える

「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。130gの塩むすびが130円
この日はおむすび5個を買って1100円。塩むすびや玄米おむすびなら5個で650円
 食料品の物価高騰が加速している今、権米衛では家族分のおむすびを買っても安さを実感することができます。

 例えばおむすびを5個買うことを考えてみると、シンプルな塩むすびなら650円、「紅さけ」や「五種のきのこむすび」などを組み合わせて豪華に5個を選んでも1100円に。

 これならちょっとした手土産シーンでも活用できそうです。リーズナブルでありながら本格的なおむすびを買えることは、自分用の普段使い以外の用途としても活躍しそうです。

 また、権米衛のおむすびは形も握り方も独特。大きくて厚みのある三角形は、型を使わない手むすびによって作られ、口に入れれば、ごはん一粒一粒がふうわりほろほろとほどけるような食べ心地。
これぞおにぎりではなく、“おむすび”の神髄なのだとか!

「コンビニより安いのに大きい!」おむすび権米衛が人気のワケ。130gの塩むすびが130円
ふうわりほろほろ感は、見ただけでもわかるはず
 さあいかがでしたか? コンビニよりも安い本格おむすびを想像すると、脳がバグりそうになりますが、気になる人は実際に試してみるのが良いでしょう。

 そろそろ新米の季節ですし、おいしいお米を思う存分味わうきっかけにしてみてはいかがでしょうか!

<文/食文化研究家 スギアカツキ>

【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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