これまで3000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活アドバイザーの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。
誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。

今回は、「LINEの返信が遅い女性」が、婚活でライバルに負けてしまう事情についてです。

LINEが原因でいつもフラれる、清楚な33歳女性。本人が気づ...の画像はこちら >>

24時間後に返信だと、男性は「脈ナシ」を疑う

婚活では、男女で「相手への気持ちが高まるタイミング」にズレが生じることがあります。

個人差はありますが、一般的に男性は知り合ってすぐ気持ちが盛り上がりやすい一方、女性は何度か会ううちに「この人、いいかも」と気持ちが高まっていく傾向があります。

そして、男性の“初期の盛り上がり期”に、女性が迷っていてLINE返信が遅くなるケースも。

例えば、32歳の卓也さん(仮名)から、こんな相談がありました。

「結婚相談所で知り合って仮交際している女性がいるのですが、LINEの既読がついて24時間たってから返信がくることがあります。こちらから連絡しても、1~2日経ってから返信がくる。これって脈ナシってことですか?」

実は、卓也さんと同じ悩みを持つ婚活男性は多いのです。

婚活プラットフォームを運営する株式会社TMSが2026年4月に行った「TMS婚活トレンド調査2026~交際初期のコミュニケーション~」では、婚活中の男女がLINEについてどんなことに悩んでいるのかが調査されています。

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●男性/LINEの悩み
1位「既読スルーされる」26%
2位「返信が遅い」18%

3位「一言だけの返信が続く」14%
4位「質問がない」「挨拶だけで会話が広がらない」12%

●女性/LINEの悩み
1位「挨拶だけで会話が広がらない」16%
2位「既読スルーされる」15%
3位「長文メッセージが続く」14%
4位「返信を催促される」13%   

※対象者:TMSメンバーズネットの会員、調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年4月2~16日、有効回答数:1963名(男性1358名、女性605名)
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LINEが原因でいつもフラれる、清楚な33歳女性。本人が気づかないLINEマナーのマイナス効果
LINE
女性からすると「忙しいから後で返そう」「何て返そうか考えているうちに時間が経ってしまった」というだけでも、男性側からすると「自分にはあまり興味がないのかな」と受け取ってしまうことがあります。

そして婚活で怖いのは、「脈ナシだと思われること」だけではありません。返信しないでいる間に、別の女性との距離が縮まってしまうことです。


返信が遅い人は、誰に対しても遅い

私の婚活相談に申し込まれた優香さん(33歳・仮名)は、面談希望日の候補日を連絡してくれたのが、申し込みから3日後でした。しかも、候補日は2週間先から1カ月後。かなり先の日程ばかりでした。

優香さんは一度もお付き合い経験がない女性でしたが、身だしなみに気を使っていて清楚な雰囲気。男性への希望条件もそれほど高くありません。

私は、「婚活を始めたら、デートの日程調整などは待たせず、なるべく早く返事をしたほうがいいですよ」と伝えました。

ところが、実際に婚活を始めると、やはり日程調整に苦戦しました。

お見合いまで2週間以上……相手が冷めてしまった

男性数十人から申し込みが来た中から、会う相手を選んでいくのですが、優香さんは誰を選んだらいいのか分からず、考えているうちに時間が経過。結局、相談所が設けた回答期限ぎりぎりになって、4人の申し込みを受けることになりました。

そして、4人と同時にお見合いの日程調整を進めたため、相手によっては3週間後、1カ月後の日程しか提示できませんでした。

LINEが原因でいつもフラれる、清楚な33歳女性。本人が気づかないLINEマナーのマイナス効果
カレンダー
もちろん、婚活を始めたばかりなので仕方がない部分もあります。ただ、回答期限ぎりぎりまで待たせれば、「僕の優先順位が低そう」と推測して相手の熱量が下がることがあるのです。

また、あまりに先の日程ばかり提示すると、「他にもお見合いたくさんしてそう」と感じさせてしまうこともあります。

結果、4人の男性のうち3人から、お見合い後に交際を希望しないという連絡がありました。
男性達が申し込みしてから会うまで2週間以上先なので、熱量も下がっているのです。

結婚相談所では、登録したばかりの時期に申し込みが集中することがあります。いわゆる「入会バブル」です。このタイミングで多くの人と出会い、その中から相手を見つけて、短期間で成婚退会する人もいます。

優香さんの場合、この「入会バブル」を十分に活かしきれませんでした。

第一希望の男性へのLINE返信も1~2日後

入会バブルが落ち着くと、同年代の男性からの申し込みはそれほど来なくなりました。そこで優香さんは、自分からも男性に申し込むことにしました。

共通の趣味があり、話が盛り上がった男性と仮交際へ進みます。初デートはランチ。2回目は映画デートでした。

しかし優香さんは、LINEの返信を1~2日後に返すこともありました。

すると男性から、
「LINEを送りすぎて迷惑じゃなかった? 優香さんのタイミングで返してくれたらいいですからね」
と言われたそうです。

男性側から断りが。
理由は「受け身すぎる」

3回目のデートでは、みなとみらいに誘われました。初めての長時間デート。優香さんの期待も高まっていきます。

ところが、この時点でも、優香さんはLINEの既読が遅く、返信も24時間以上経ってからになることがありました。

男性から「優香さんのタイミングで返してくれたらいい」と言われていたので、優香さん自身も「焦らなくていいんだ」と思っていたそうです。

そして、みなとみらいでのデートを終え、帰宅した後。相談所経由で、男性側から交際終了の連絡が来ました。

理由は、「受け身すぎて、結婚生活をイメージしにくい」というものでした。

LINEが原因でいつもフラれる、清楚な33歳女性。本人が気づかないLINEマナーのマイナス効果
落ち込む女性
おそらく、いろいろな局面で判断ができずに受け身になりがちで、それがLINE返信の遅さにも表れていたのでしょう。

「急がなくていい」を額面通り受け取らないで

優香さんからすると、「あなたのタイミングでいい」と言われていたのに、「なぜ交際終了なの?」と思ってしまいます。

でも、ここに婚活の難しさがあります。

「無理のないペースで」と言うような気配りができる男性は、お見合いした女性からほとんど断られないのです。相手も他にデートしている人がいるでしょう。


そして、仮交際中の別の女性とはテンポよくやり取りができていたとしたら、男性が「この人のほうが一緒に生活したときのイメージがしやすい」と感じるのは、決して不思議なことではありません。

「急がなくていいですよ」という言葉を、額面通りに受け取ってはいけないのです。

返信はなるべく早く!遅くても24時間以内に

恋愛経験が少ない女性は、相手を好きになるまでに時間がかかり、それ自体は悪いことではありません。

ただ、今の婚活は、複数の人と同時並行で会いながら相手を見極めていくスタイルが一般的です。

そのため、女性側が3回目、4回目のデートで「この人、いいかも」と気持ちが高まった頃には、別の女性が先に距離を縮めていることがあります。

婚活では、「好きになってから頑張る」のでは遅いことがあるのです。

まだ好きではなくても、「もう少し会ってもいいかな」と思う相手なら、返信はなるべく早く。1~3時間後ぐらいなら、相手は「取り込み中かな」などと思って気にしないでしょう。遅い場合でも、24時間以内を目安に返して欲しいです。

それだけでも、「自分に興味がないのかな」と相手に思わせるリスクは減らせます。

返信の早さは、愛情の深さを測るものではありませんが、「あなたと関係を続けたい」という意思表示にはなる――と女性は覚えておきたいものです。

<文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活アドバイザー、コラムニスト。
29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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