異種の動物たちが仲良く時を過ごしているファンタジーの世界がここにあった!
アメリカのアラスカ州で、野生のアカギツネとハクトウワシが屋外のピクニックテーブルの上に一緒に乗っている姿が地元住民によって目撃された。
アラスカ州魚類野生生物局の専門家によると、アカギツネもハクトウワシも肉食の捕食者ではあるが、獲物が異なるため敵対関係にはないという。
とはいえ、これほど身を寄せるほど相手を信頼している様子が見られるのは珍しい。いったいどんな情報交換をしていたのだろう。
アラスカの住宅街で目撃された奇跡のツーショット
2026年6月末、アラスカ州ウナラスカ島のダッチハーバーの自宅近くを車で走っていたルネ・リベラさんと友人たちは、思わず車を停めてしまうような奇跡の光景を目撃した。
芝生に置かれたピクニックテーブルの上に、野生のアカギツネとハクトウワシが寄り添って座っていたのである。
2匹はまるで昔からの友人のように、同じテーブルの上で一緒にくつろいでいたようだ。
リベラさんは偶然見かけたこの光景に感銘を受け、非常に幸運だったと語っている。
動画には彼らの興奮しながら話しているのがわかる。
ウナラスカ島に多く生息するハクトウワシとキツネ
ダッチハーバーがあるウナラスカ島は、アラスカ半島から西に長く連なる火山列島「アリューシャン列島」を構成する島のひとつである。
ここには漁のおこぼれを狙うハクトウワシが数多く生息しており、人間の生活圏に完全に溶け込んでいる。
また、アリューシャン列島全体にはかつて毛皮貿易の目的で人為的に持ち込まれたアカギツネが広く定着しており、ダッチハーバーでも市街地を歩き回る姿が頻繁に目撃されている。
それでも、キツネとハクトウワシが仲良く一緒に過ごしているのはまるでおとぎ話のような光景だ。
キツネとハクトウワシは敵対関係にはない
アラスカ州魚類野生生物局の広報官であるライリー・ウッドフォード氏によると、キツネとハクトウワシは敵対関係にはないという。
ハクトウワシは主に魚を食べるため、大人のキツネを獲物として狙う可能性は非常に低い。
そして逆もまた然りで、キツネがハクトウワシに飛びかかることもないという。
ウッドフォード氏は、「この2匹はおそらく、それぞれ別のタイミングでこの場所でくつろぐことを覚えたのだろう。それがたまたま同じ時間に同じ場所に居合わせるようになり、お互いの存在を気にしなくなったと考えられる」と推測している。
異種の野生動物の間に友情が芽生えたどうかはわからないが、少なくともお互いの存在を認識し、同じ空間を共有できるほどの間柄ではあるようだ。
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