愛犬2匹を乗せた車がマックでカージャック!800万円の懸賞金とGPS追跡で犯人逮捕
Image by unsplash / <a target="_blank" href="https://unsplash.com/ja/@dixitdhinakaran">Dixit Dhinakaran</a>

愛犬2匹を乗せた車がマックでカージャック!800万円の懸賞金...の画像はこちら >>

 アメリカ、ロサンゼルスのマクドナルドの駐車場で、愛犬2匹を乗せたまま車が奪われる事件が発生した。

 飼い主の男性は逃走を防ごうと車にしがみつき、道路まで引きずられながらも必死に抵抗した。

 男性は、大切な愛犬たちの無事な帰還を願い5万ドル(約800万円)の懸賞金を提示した。

 さらに車に搭載されていたGPSアプリを駆使して自ら車を追跡。警察と連携し、見事に犯人逮捕と愛犬の救出へつながった。

ほんの数分の隙を突かれたカージャック

 2026年8月24日の夕方、アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるウエストヒルズ地区で、ダリアン・チンさんは、マクドナルドの駐車場にレクサスのSUVを停め、ほんの数分だけ車を離れた。

 車内はエアコンを効かせたまま、9歳のテリアミックス(テリア系の雑種)のバディと、5歳のイタリアングレイハウンド(小型のハウンド犬種)のベイリーという大切な愛犬2匹を残していた。

 ところが彼が振り返ると、20歳くらいの女が勝手に車に乗り込み、そのまま発進させて逃走しようとしていた。

[画像を見る]

逃走する車にしがみつき決死の抵抗

 愛犬たちを乗せた車が奪われるのを目撃したダリアンさんは、とっさに車にしがみつき逃走を阻止しようとした。

 しかし女は諦めるどころか、ダリアンさんが運転席側のドアにしがみついているにもかかわらず車をバックさせ、猛スピードで駐車場から通りへと飛び出した。

 ダリアンさんは道路の中央まで引きずられ、周囲の車が見守るなかで命がけの抵抗を続けた。この激しいもみ合いにより、車の後部は大きな損傷を受けたという。

レクサスのGPS機能で自ら車を追跡、懸賞金5万ドルを提示

 車を奪われたダリアンさんはすぐさま911に通報し、同時に車に搭載されていたレクサスのアプリを起動した。

 レクサスの一部車種には、車載GPSと通信機能を利用して盗難車の位置を特定するコネクテッドサービスが用意されている。

 アメリカで提供されている「盗難車両追跡(Stolen Vehicle Locator)」では、車の所有者から盗難の届け出を受けると、専門の対応窓口が警察と連携し、車両の位置情報を捜査に役立てる仕組みになっている。

 今回の事件ではレクサスがSUVの追跡機能を有効にした後、彼は犯人が車を乗り捨てる可能性を考え、現場付近にとどまりながら追跡データを警察に提供し続けた。

 愛犬たちの安否を何よりも心配したチンさんは、「理由を問わず2匹の無事な帰還に対して5万ドル(約800万円)の現金を支払う」と地元メディアの取材[https://www.nbclosangeles.com/news/local/50k-reward-dogs-stolen-west-hills-carjacking/3933323/]に語っいた。

 「車には私たちの登録証と住所が書いてあります。犬をいったん預かっていただいても結構です。お金は匿名で何らかの方法でお渡しします」と付け加えた。

[動画を見る]

犯人は迅速に逮捕

 幸いなことに、アプリの追跡情報をもとに駆けつけたロサンゼルス市警察が逃走していた女を迅速に逮捕した。

 バディとベイリーは無事に飼い主の元へと帰ることができたようだ。

 愛犬が大切ならやはり車に置きっぱなしにせず、素直にドライブスルーに向かった方がよさそうだったけど、なぜダリアンが店内にいこうとしたのか、詳しいことは報道されていない。

編集部おすすめ