新潟県内では7月20日までの3連休中に熱中症の疑いで病院に搬送された人が90人、うち1人が死亡しています。こうした中、21日は村上市の高校生が農家に熱中症予防を呼びかました。

■最高気温35℃超…新潟市秋葉区で“猛暑日”観測

前線に向かい、温かく湿った空気が流れ込んでいる影響で21日も気温が上がった県内。

2日連続で熱中症警戒アラートが発表されています。

【タイ人の女性】
「暑い。(Q.タイと長岡どちらが暑い?)今は長岡のほうが暑い」

【高校生】
「めっちゃ汗かく。(Q.普段は?)扇風機を持っている」

21日は新潟市秋葉区で最高気温が35℃を超え猛暑日となったほか、長岡市で33.9℃など多くの地点で真夏日となりました。

この連日の暑さで注意が必要となるのが熱中症です。

20日までの3連休中に熱中症の疑いで病院に搬送された人は県内で90人にのぼり、うち1人が死亡しています。

【街の人】
「冷房を使う。あまり使いたくないが仕方ない。こんなに暑くなると」

【街の人】
「夜も最近エアコンがないと寝られないような感じ。暑さが夜まで響いていて、なかなか厳しい」

部屋を涼しく保つなどの対策が有効となりますが、農作業など外での作業を行う場合には特に注意が必要です。

■高校生が農家へ“熱中症予防”呼びかけ

【記者リポート】
「村上市内のトマトハウス。立っているだけで汗ばんでしまうような蒸し暑さですが、こうした中、地元の高校生が熱中症対策を呼びかけています」

21日朝、村上市の農業用ハウスで村上桜ヶ丘高校の3年生6人が行っていたのは“熱中症パトロール”です。



県内では昨年度農家の農作業中の熱中症事故が8件発生し、2024年度には1人が死亡しています。

こうした事態を防ごうと、村上桜ヶ丘高校では去年から生徒が作業中の農家に対し、熱中症への警戒を呼びかける熱中症パトロールを実施。

【高校生】
「普段から勉強をしていて、資格を取ったり、学校でも授業を受けている」

パトロールを行う生徒は全員が熱中症に関する専門的な資格を取得していて、その知識を生かし、農家にアドバイスをする場面も見られました。

【高校生】
「今の気温は29.8℃。5段階のうち2番目に高い危険な水準の厳重警戒、ぜひ気をつけていただきたい」

【農家】
「こうやって声をかけてもらうのはありがたい。水は飲むようにはしている。ちょこちょこ」

また、21日はトマト農家のほかコメ農家も訪問。

生徒たちは農家に対して作業時間や内容などについて詳しく聞き取ったあと、スポーツ飲料を配り、こまめな休憩を促していました。

【高校生】
「わかりやすく説明できたところはよかった。少しでも熱中症での死亡事故を減らせたら」

【高校生】
「長い時間やっていて休憩を取っていないという人がいて驚いた。こういう活動を行うことによって、熱中症の人が少しでも減ってくれれば」

熱中症パトロールは7月28日と8月3日にも行われる予定です。

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