旅行でお土産を買うなら、地元の人に親しまれている「スーパーマーケット」がおすすめ。価格は安く、コンビニよりも品数が多い。
長年、国内外のスーパーでお土産を調達してきた筆者が、今回は【石川・金沢 編】を紹介する。


石川・金沢は、日本海に面した立地で、スーパーマーケットには、都会では珍しい地魚がそろう。その加工品などはお土産に最適。また、地元の醸造所が作るしょうゆや味噌、「和菓子王国」ならではの菓子類もおすすめだ。


北陸を代表するお菓子「ビーバー」。都会でも定番の味がよく売られているものの、北陸限定味などがお土産で狙い目だ。

富山の名産である白えびを使う「白えびビーバー」、金沢らしい「カレービーバー」、高級魚ののどくろを使用する「のどくろビーバー」のほか、梅や地域限定コラボなどの期間限定フレーバーも。ビーバーは、土産店やコンビニエンスストアなどよりスーパーマーケットが断トツで安い。


「加賀棒ほうじ茶」は、石川県金沢市を中心に親しまれているお茶。そのお茶の茎(棒)の部分を焙煎し、香ばしいお茶で知られる。一般的なほうじ茶より渋みが少なく、すっきりとした甘み、豊かな香りが特徴だ。

カフェインも少ないため、子どもから高齢者まで飲みやすいのも特徴。
お徳用サイズなど、これもスーパーマーケットが安い。


金沢は「金箔」関連の商品が多い。その中で、カップにお湯を注ぐと食用金箔がキラキラ浮かぶインスタントコーヒーが、お土産で人気だ。

手軽なスティックタイプが便利。いかにも金沢らしいコーヒー、ぜひいかがだろうか。


ご当地グルメで有名な「金沢カレー」は、濃厚でドロッとした黒いルー、ソースがかかるカツカレー、千切りキャベツを添え、ステンレス皿で味わう。金沢で味わうべき料理として、旅行客に人気が高い。

「ゴーゴーカレー」「チャンピオンカレー」「ターバンカレー」などの店舗が有名。その店がプロデュースしたレトルトカレーも売られている。店ごとの味を家で、レトルトで食べ比べるのも楽しい。


金沢、実はおでんでも有名。人口1人当たりのおでん屋の店舗数が全国でトップクラスという。

その「金沢おでん」は、地元の大野醤油を使う風味豊かな薄い味のだしに、車麩、バイ貝、赤巻、また冬は限定で「カニ面」など、金沢ならではの具材が入っているのが、他のおでんとの違いだ。自宅で味わえる金沢おでんのセットが、スーパーマーケットで売られており、常温商品で持ち帰りやすい。


「ゆせん玉子」は、石川県加賀市にある山代温泉で名物の温泉卵。約63度の天然温泉に一晩じっくり浸して作られ、白身も黄味もトロッとした食感でコク深い味わいだ。

このゆせん玉子は、お土産でも人気。そのまま食べる、出汁や甘い醤油などをかけてもおいしい。


金沢市に近い小松市のソウルフードは、「小松うどん」だ。つるつるした喉ごしに程よいコシある細麺、白山水系の水と魚の節と昆布を使うあっさり味の透明な出汁が特徴だ。

実は江戸時代から親しまれ、300年以上の歴史がある。松尾芭蕉が「奥の細道」の途中で小松に立ち寄って味わい、とても喜んだ書簡も残る。


金沢の地ビール「金沢百万石BEER」は、白山の伏流水と石川県産の麦芽を使い、すっきり飲みやすい味わい。ペールエール、コシヒカリエール、ダークエールの3つが代表的で、フルーティーな香りや米由来のまろやかさ、おだやかな苦味などがそれぞれ楽しめる。

ややかさばるが、地ビール好きにおすすめの一品。



「頭脳パン」をご存じだろうか。60年もの歴史ある、石川のソウルフードである。実は、東京大学の購買でも販売されているという。

金沢製粉が開発した「ずのう粉」を使い、頭を働かせるエネルギー源の糖質を分解してエネルギーを生み出すビタミンB1が、通常のパンより豊富に含まれているのが特徴だ。石川県内の各パン屋でも売られているものの配合が特に決まっておらず、店舗によってレシピや形などが異なり、ずのう粉を使えば「頭脳パン」と名乗れるという。もし見つけたら、ぜひ。季節限定の味もある。

【石川・金沢の主なご当地スーパー】

■アルビス https://www.albis.co.jp/
■マルエー https://s-marue.co.jp/
■ニュー三久 https://www.newsankyu.co.jp/

(Written by トラコ)
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