【渡嘉敷】渡嘉敷村のとかしくビーチで3日、サンゴの一斉産卵が見られた。幻想的な様子を渡嘉敷島のダイビングショップ「月の翼」の代表、長谷和典さんが撮影した。

 サンゴの産卵は満月の日の前後とされており、同日午後7時半ごろ、ミドリイシ科のウスエダミドリイシが産卵を始めた。その後、同10時半ごろにはミドリイシ科のサンゴによる一斉産卵が見られた。
 サンゴの精子と卵子が包まれた「バンドル」が海中を漂い、水面では無数の光の粒のように輝いた。サンゴの産卵を観察するため島を訪れた堤妙子さん=東京都=は「すごいとしか言いようがない。前回の産卵は部分的だったので違いが分かってすごく感動した」と話した。
 長谷さんは、近年のサンゴの白化により阿波連ビーチでの観察が難しくなったため、昨年からとかしくビーチで観察している。「渡嘉敷島にはまだまだ力強いサンゴがたくさんある。これからさらに増えていくサンゴがあると思った」と期待を寄せた。(山岡晴佳通信員)
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