【名護】名護海上保安署は5月26日、名護市の沖合でゴムボートに乗って漂流していた県外の高校生3人を救助したとして、漁船「貴丸(たかまる)」の船長の平田祐貴さん(40)=同市=と妻の奈津季さん(40)、息子の大貴さん(17)に感謝状を贈った。
 名護海保などによると、3月26日午後、名護市の「21世紀の森ビーチ」の約1キロの沖合で、高校生3人が乗ったゴムボートが沖に流されて自力で戻れなくなった。
高校生から救助要請を受けた海保などの情報を元に、漁を終えたばかりだった平田さん一家が捜索したところ、ボートを発見。乗っていた3人を漁船に引き上げ、名護漁港まで搬送した。
 生徒たちは東京の高校生で、生物部の合宿のため沖縄を訪れていた。漂流した当時は、海の生き物を観察していたという。
 名護市内であった感謝状の贈呈式で、祐貴さんは「いいタイミングで見つけられて良かった。自分たちも慌てないように気を付けた」と安堵(あんど)の表情。奈津季さんは「3人とも無事で安心した」と話した。
 名護海保の仲間正則署長は「海の事故は一刻一秒を争う。3人のおかげで人命が救われた」と感謝した。(北部報道部・吉田光)
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