現在の大学3年生に当たる2028年卒業予定の学生向けのインターンシップ(就業体験)の応募が本格化している。学生優位の「売り手市場」が続く中、学生との接点を求めて、取り入れる企業は増えている。
一方、学生が仕事に対する理解を深め、自分の適性や進路を考える機会にするのが本来の目的。専門家は「失敗を恐れず、さまざまな企業で経験し、視野を広げてほしい」と解説する。(デジタル編集部・照屋剛志)
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次呂久由利恵さん ニッチ代表・名桜大学 キャリアアドバイザー
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インターンシップ→働く姿イメージ■振り返り大切
 インターンは多様化しており、数カ月がかりのものやオンラインのみのもの、賃金が出るものなど、企業によってさまざまである。政府は、5日以上の就業体験をインターンと定義している。
 5日未満の就業体験や、半日から1日で企業説明会や社内見学を実施する「オープンカンパニー」を取り入れる企業も増えている。
早めの準備必要
 同世代だけの学校を飛び出し、社会に触れる貴重な場。経験した学生はほとんど成長している。ぜひ挑戦してほしい。
 あこがれの職業や志望企業が定まっている学生は、すぐに始められる。人気の高い企業は、受け入れ人数以上に応募が集まる。インターンの段階からエントリーシート(ES)による選考があるため、早めの準備が必要だ。
 選考に漏れても、就職活動ではないので採用試験には影響しない。
気にせず、同じ業界や気になる企業など別の道に進んでほしい。ESを書いただけでも経験値は上がっている。
 「何がやりたいか分からない」という学生も、今の時点では、ほとんどの学生がそうだから焦らないで。まずは、興味のある業界や、知っている企業のオープンカンパニーに申し込んでみよう。社内を歩き、職場を見て、自分が働く姿をイメージするとよい。
一歩踏み出そう
 せっかく企業が応対してくれるので、学びたいことをリストアップして臨みたい。職場の雰囲気が知りたいと書き出せば、従業員の働き方や、コミュニケーションの取り方、職場のレイアウトといった次の知りたいことが浮かんでくるはず。
 事前に調べられることもある。ネットや新聞で調べたり、キャリアコンサルに聞いてみたりして調べてほしい。
 終わった後は、振り返り。何を学べたか、反省点はなかったか-などをまとめることで、理解はより深まる。
 自分に合った業界や企業を探すのが、インターンの最大の目的。
いくつか経験することで、視野が広がる。
 社会人や他大学の学生との出会いは刺激にもなる。これから始まる就職活動へのモチベーションになるので、まずは一歩踏み出そう。
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[キャリアコンサルに聞く]インターンシップ 成長促す貴重な体験
インターシップの目的はいろいろ
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