2026年度沖縄タイムス伝統芸能選考会は、三線、箏曲、太鼓、笛、胡弓、舞踊の6部門に延べ477人が応募した。前年の472人から5人増え、2年連続の増加となった。
応募総数はほぼ横ばいだが、賞別に見ると上位の賞への挑戦が活発になる一方、新人・優秀賞は伸び悩む傾向が読み取れる。
 グランプリは73人で19人増え、コロナ禍前に並ぶ水準まで回復した。最高賞は146人で18人増え、両賞は2年連続の増加だ。一方、新人賞は120人で前年から3人減り、2年連続のマイナス。優秀賞も138人で29人減った。
 上位賞の伸びは器楽部門で目立つ。太鼓は最高賞が24人から33人、グランプリが1人から11人に増え、ともに過去最多。笛の最高賞も5人から11人となり過去最多を更新した。胡弓は最高賞が4人から6人、グランプリが1人から4人に増えた。三線のグランプリも35人から42人に伸びた。
 一方、新人賞は三線が58人から63人、胡弓が7人から11人に増えたものの、箏曲は15人から11人、太鼓は23人から17人、舞踊は14人から12人に減少。最年少で受験できる中学2年生も16人から12人に減った。

 応募総数を下支えする背景には、昨年度から入賞後の2年連続受験が可能になったことなどもあるとみられる。24年度に導入されたウェブ申し込みも3年で全体の65・1%(309人)まで増え、応募方法として定着した。
(社会部・真栄里泰球)
(写図説明)三線新人賞の選考に臨む受験者=5月23日、那覇市・タイムスホール
上位の賞への挑戦活発 新人・優秀賞は伸び悩み傾向 応募状況分...の画像はこちら >>
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