――「12年前の写真を再現」という素敵な企画を実施しようと思い立ったきっかけや、今回この着物姿でのシチュエーションを選んだ理由を教えてください。
「12年前の写真は、まだボストンに引っ越したばかりの頃に撮ったものでして、私たちの結婚式の招待状に使用する写真を撮るための撮影でした。12年後に同じ構図で撮ろうと思ったのは、このたび長く住んだボストンを離れ、日本に帰国することとなったため、最後に記念にビフォー&アフター写真を制作しようと思った次第です」
――今回の再現写真を撮影するにあたり、当時のポーズや表情、着物の着こなしなどを再現する上で特にこだわったポイントや苦労したエピソードがあれば教えてください。
「私たち夫婦は身体表現のプロということもあり衣装やポージングの再現に苦労する事はなかったんですが、カメラマンは違う方にお願いしたので、同じ画角、同じ写真の雰囲気で撮っていただくと言うのが難しかったですね」
――ボストンの街中で着物を着て撮影をされた際、12年前と今回とで現地の周囲の反応や撮影中のご家族の雰囲気にどのような違いがあったかお聞かせください。
「ボストンはアメリカの中でも歴史の古い街であるため、海外の文化や伝統的な衣装に対しても、尊敬の念を持って接してくださる方が多くいらっしゃるため、周りの反応は12年前も今もそんなに変わったものではないと感じました。息子は現在14歳で、こうした家族写真の撮影は鬱陶しいと感じても仕方のない年齢ですが、意外とノリノリで再現撮影してくれたので、本当にうれしかったですね」
――12年前のBefore写真と今回のAfter写真を見比べて、ご夫婦の絆やご家族の成長など、この12年間で大きく変わったと感じる部分は何でしょうか。
「やはり息子の成長ですね。現在彼は身長が180センチ近くあるんですが、まさかたったの12年でここまで大きくなると思いませんでした! それと、12年前の自分よりも今の自分の方が良い顔をしているな、好きだな、と改めて感じれたことがうれしかったですね。はじめての海外暮らしでしたが、充実した12年を送れたことが自身の笑顔から垣間見えました」
――多くの反響が寄せられていますが、今後また何年か後に再現写真を撮るとしたら、ご家族でどのような姿やシチュエーションを残していきたいかお聞かせください。
「今度はぜひ息子の将来のパートナー、そしてもしかしたら孫もできるかも?人数が増えた私たちファミリーの姿を写真に残してみたいですね」
北川さんは舞踊家などさまざまなお仕事で世界を飛び回っている。Instagramでも、その様子を発信しているので注目したい。
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