初期ルネッサンスの代表的な画家、サンドロ・ボッティチェッリ(1445~1510)。ファンがフィレンツェまで行かなくても日本で、「ビーナスの誕生」や「プリマベーラ」を鑑賞できる機会だ。

8月6日(木)~9月30日(水)の期間、東京・大手町の丸紅ギャラリーで「日伊修好通商条約締結160 周年&シモネッタ歿(没)後 550 年記念特別展—イタリアと日本の文芸作品に描かれた美しきシモネッタ—」が開催される。丸紅が所蔵する日本で唯一のボッティチェリのテンペラ画、「美しきシモネッタ」が公開される。

 ボッティチェリの時代の絵画は、目に見える世界を捉えるだけでなく、目に見えない存在を垣間見るための道具立てとしても機能していた。特別展では、イタリアの詩人ポリツィアーノによる「騎馬槍試合のための詩」と、日本の小説家辻邦生による『春の戴冠』というシモネッタが登場する両国の文芸作品、そしてボッティチェリの傑作「プリマベーラ」に焦点を当て、それらの作品に描きこまれた思想を探る。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。休館日は日曜、祝日。入館料は一般500円。

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