※本稿は、高田晃『とにかく早起き 自分を変える一番大事な習慣力』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
■なぜ「酒飲み」が早起きし続けられるのか
私は自分で自分のことを「酒飲み」と呼ぶほど、ひとりでもふらっとお酒を飲みにいくことが好きです。
お酒が強いわけではありませんが、ひとりでもふらっと飲みにいくことが自分にとってのごほうびになってしまうほどなので、趣味のひとつと言ってもよいかもしれません。
そんなこともあってか、「次の朝がツラくないんですか?」とか、「これだけ飲んでも明日は4時起きですか?」などとよく聞かれます。
酒飲みでありながら、一方で朝が早い人間でもある私にとって、一番の理想はまだ明るい時間帯(季節にもよりますが、おおむね16~17時)から飲み始めて20時までには帰宅することです。
そして、いつも通り21時には就寝するのが理想の飲み方です。この場合は、翌日の早起きにさほど影響はありません。
ただ、外部の方と飲みに行く場合などは、毎回明るい時間帯からスタートするわけにもいかないし、帰りが遅くなってしまうこともしばしばです。
そのような場合は、翌日の起床時間を柔軟に変更します。
たとえば、朝4時起きにするところを5時半起きにする、あるいは飲み過ぎたときは7時起きにするなど、無理をせず調整しているのです。
無理に早起きしたところで、睡眠不足でその日の仕事のパフォーマンスを著しく下げてしまうことがわかっているためです。
■飲み会を見極め、全力で愛嬌を発揮して断る
飲み会が頻繁に続くと、早起き生活は続かなくなってしまいます。
私は仕事柄、飲み会にお誘いいただくことも多いため、早起き生活を持続していくためには、飲み会との上手な付き合い方が求められます。
ここでは、私自身が実践している飲み会の対処法を2つご紹介します。
1.すべてのお誘いには乗らない
お酒の場にお誘いいただくことは大変ありがたいことではありますが、すべてのお誘いにお応えしていては早起き生活はままなりません。
したがって、本当に自分にとって意義のある飲み会なのかどうかを、きちんと見極めたうえで参加する必要があります。
とはいえ、せっかくのお誘いを断るのには勇気がいります。
そこで実践したいのが、全力で愛嬌を発揮して断るというもの。
「お誘いいただいてめちゃくちゃ嬉しいです! が、今回はスイマセンっ!」
あくまで一例ですが、こんなように愛嬌全快で返答すれば、誘ってくれた相手を悪い気持ちにさせることなくエスケープすることができます。
2.自分が幹事になってしまう
自分が飲み会の幹事役を買って出るというのも、ひとつの手です。
そうすることによって開始時間やお店の場所なども、相手に配慮しつつも自分の都合でコントロールすることができます。
その際に意識するべきことは、3点あります。
まず1つめは、始まりの時間をできるだけ早めに設定すること。
2つめは、可能な限りコース料理にすること。
アラカルトと違って、次から次へと料理が運ばれてくるのと、何よりも終わりの時間が設けられているケースがほとんどなので、ダラダラと長く飲み続けてしまうことを避けられるためです。
■お開きのタイミングを意図的につくる
そして最後は、終わりの時間を自分で決めてしまうことです。
たとえば、「3時間飲み放題」のコースであったとしても、お店の人に頼んで2時間で終わりにしてしまいます。費用がもったいないと思うかもしれませんが、2時間飲み食いできれば十分とここは割り切りましょう。
コース料理ではない場合ですが、そのときはボチボチいい時間だなと思ったタイミングでトイレに立ち、そのついでにシレっとお店の人「あと5分したら、『そろそろお時間です』と言いに来てください」と頼みます。
つまり、お開きのタイミングを意図的につくってしまうという手です。
私の経験上、お店の方はほぼ嫌な顔をすることなく対応してくれます。
■早起きは「目的」ではなく「手段」
ここまで、酒飲みである私ならではの、お酒の飲み会と早起きを両立していくための工夫について説明しました。
早起きは「目的」ではなく、あくまで「手段」。
早起きのためにと、無理に好きなお酒を我慢することは、私自身はしていません。
私のような酒飲みではなくても、社会生活をしていくうえで「お酒の場」は避けることのできないシーンだと思いますので、ここでの話をぜひ参考にして取り入れてみてください。
■ふだん朝4時起きなら、寝坊してもまだ6時
早起きを習慣とする私でも、ときにはガッツリ寝坊してしまうこともあります。
ただ、ふだんから朝4時起き生活なので、寝坊してしまっても朝6時台だったりします。
いつも朝7時や8時に起きている人にとっては、6時に起きられただけでも充実感を得られるでしょう。
そういう意味で、寝坊してもまだ6時台というのは、ちょっと得した気分にすらなります。
早起きを志すようになると、どこか「二度寝をすること」が悪いことのように思えてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。
たとえば、朝5時に起きようとしていたのに、目覚ましのアラームが鳴ってから「あと10分……」と二度寝を5回繰り返しても、まだ6時前です。
さんざん二度寝を繰り返したのに、それでも立派な早起きだと思いませんか?
このように、少しだけ発想を変えることで、早起きのハードルがもっと低くなるのではないでしょうか。
「寝坊しても早起きになれるんだったら」と、いっそ朝4時起きや5時起きにチャレンジしてみる価値は大いにあると思います。
■「週4日」の早起きのすすめ
早起きを習慣にするからといって、毎日必ず早起きしなければならないわけではありません。
特に真面目な人ほど「毎日必ず早起きしなければならない」と思いがちですが、決してそんなことはないのです。
私のおすすめは、週4日早起きをすることです。早起きに限らず、週4日以上やれば習慣として定着することが研究で明らかになっています。
何よりも、週4日だけ早起きするということは、逆をいえば3日は遅くまで寝ていていいということ。
そう考えると、どこか早起き生活にも取り組みやすくなるのではないでしょうか。
たとえば、私は体調が優れず「ちょっと疲れがたまっているな」と感じた日は、あえて目覚ましのアラームをセットしないで寝ることもあります。
そんな日は、意図的に早起きすることなく、十分すぎるほどの睡眠をとるようにしています。
■心と身体の状態にあわせて起床時間を決める
疲れた心と身体にムチを打って、どうにかこうにか連日早起きし続けるよりも、しっかり休息をとるほうが長い目でみれば早起き生活が長続きします。何よりも、自分のパフォーマンスを発揮しやすいはずですし、それが一番大事なことです。
同じような観点から、必ず同じ時間に起きるのではなく、時には30分以上遅くアラームをセットして意識的にゆっくりした朝を過ごしてみるのもおすすめです。
私が毎朝4時起きを基本としているのも、それが自分にとって一番パフォーマンスを発揮できるとわかっているからですし、明日は4時起きだとキツいなと思えば、柔軟に変更します。
朝何時起きを基本とするのか「自分の型」をもちつつも、そのときの心と身体の状態にあわせて起床時間をうまくセルフコントロールする。そんな視点をもつことが、早起き生活を無理なく長続きさせる秘訣となります。
----------
高田 晃(たかだ・あきら)
一般社団法人 日本手帳マネージメント協会 代表理事、ラグランジュポイント 代表取締役社長
大手前大学 通信教育部非常勤講師。日本プレゼンテーション協会(JPA)認定プレゼンター。専修大学を卒業後、2006年インターネット広告最大手(株)オプトに入社。その後、営業マネージャーやグループ会社の立ち上げを経て、2013年に独立。マーケティングコンサルタントとして中小企業支援に従事する他、商工会議所など全国各地の各種団体で年間100回以上の登壇数を誇る人気セミナー講師としても活動する。また、2019年からは「手帳で人生をデザインする」を標語として掲げ、キャリア形成・独立起業・習慣化・自己改革など、手帳によって人生を設計してきた約20年にわたる自らの経験をベースに、その方法論をコーチングやセミナーを通じて発信。YouTubeチャンネル「手帳の強化書」で、手帳術に関する情報を発信中。
----------
(一般社団法人 日本手帳マネージメント協会 代表理事、ラグランジュポイント 代表取締役社長 高田 晃)

![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 昼夜兼用立体 ハーブ&ユーカリの香り 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51Q-T7qhTGL._SL500_.jpg)
![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 就寝立体タイプ 無香料 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51pV-1+GeGL._SL500_.jpg)







![NHKラジオ ラジオビジネス英語 2024年 9月号 [雑誌] (NHKテキスト)](https://m.media-amazon.com/images/I/51Ku32P5LhL._SL500_.jpg)
