脳科学者の瀧靖之先生に、家庭で「算数脳を育むためにできること」を聞きました。
■読み聞かせが育む場面を想像する力
絵本の読み聞かせは、「国語力」を育みます。
語彙力がアップするほか、言葉と絵から「場面(情景)」を想像する力もつきます。挿絵を通して、いろんなシチュエーションをインプットすることで、そのうち絵がなくとも、文章を読めば、場面を想像できるようになっていきます。文章題を解く際に、問題文から、その場面がパッと浮かべられる子は強いです。親の表情や声色も、想像力を育む大きな要素になるので、楽しい場面は楽しそうに、悲しい場面は悲しそうに読めるといいですね。臨場感が出る、擬音の読み上げも効果的です。また「ゾウさんの鼻は長い」「リンゴが1つありました」など、小学校でいざ算数を習い始めたときに、長さや大小、数の概念をスムーズに理解するのに役立つ学びが絵本には意外と多くあり、楽しみながら触れることができます。
※本稿は、『
プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。
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瀧 靖之(たき・やすゆき)
東北大学加齢医学研究所教授、医師
1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターセンター長。
早生まれの息子の父。脳科学者としてテレビ・ラジオ出演など多数。著書に『
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社刊)など。
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(東北大学加齢医学研究所教授、医師 瀧 靖之 構成=内野一郎、柴野 聰 イラストレーション=芦野公平)