「自然の成分だけで作りたい」「難易度が高く他社では断られてしまった」。

多くのブランドや企画担当者が抱えるこの悩みは、防腐の難しさやコストの壁に妥協せざるを得なかった化粧品開発における積年の課題です。


この「理想と現実のギャップ」という巨大な壁を打ち破るべく、自然派化粧品やOEM事業で独自の立ち位置を確立し、厳しい要望に応え続けているのが株式会社ジュポンインターナショナルです。

なぜ同社はあえて困難な処方開発に挑み続け、社外からこれほどまでに高い評価を得ているのでしょうか。 その裏側には、要望の実現を超えた、「本当に安心できるものを世に送り出し、市場を牽引する」という強い信念があるのです。 部署間の垣根を越えた強固な結束力で、常に「最高の一本」を追求し続ける同社。数々の製品に込められた開発の秘話と、デジタル技術が切りひらく次世代の未来について、OEM第二営業部 課長代理 椿元気さん、第二研究所研究室 エキスパート 児玉淳基さんに詳しくお聞きしました。

顧客の評判と信頼を築く!ジュポンインターナショナルの開発の裏側


ネット上の評判を超えた、貴社の誠実なものづくり

Q1. ネット上の「評判」だけでは伝わりきらない、ものづくりへの誠実な姿勢や信念を教えてください。

‍‍‍児玉さん:

私たちが何よりも大切にしているのは、お客様からの「自然の成分だけで作ってほしい」というような厳しいご要望に真摯にお応えすることです。

特に自然派化粧品において防腐は大きな課題ですが、弊社には長年培ってきた技術とノウハウがあります。防腐効果を持つ成分を巧みに組み合わせることで、未開封で3年間品質を保てる製品を実現しています。

他社様では価格帯が両極端になりがちですが、弊社は中身のコストパフォーマンスを徹底的に追求しています。

そのため、天然由来の処方をご希望で他社様に断られてしまったお客様から、「ジュポンさんにお願いしたい」と直接お問い合わせをいただく機会が多い状況です。こうした地道な技術力の蓄積が、ネット上の評判を超えた強固な信頼につながっています。

顧客の評判と信頼を築く!ジュポンインターナショナルの開発の裏側


顧客の悩みに寄り添う開発体制

Q2. 営業と研究が「1メートル」の近さで連携する体制は、製品開発にどう活かされていますか?

‍‍‍椿さん:

弊社の強みは、営業部門と研究開発部門の物理的な距離がわずか1メートルという、近い環境にあります。第二研究所の開設に伴い、営業と研究が同じオフィスで密接に連携できるようになりました。


営業ベースで企画を立案する際にも、すぐに話し合い、試作品の途中経過をリアルタイムで共有できる体制が整っています。

そのため、コミュニケーションの回数が圧倒的に多くなり、開発のスピードと精度の高い提案が実現できるのです。

また、営業担当者がお客様の「どのような製品を作りたいか」というイメージを正確に咀嚼することも重要視しています。

研究員ごとの得意分野や特性を深く理解した上で伝え方を工夫することで、お客様の細かなニーズに対してブレのない的確な対応を行っています。

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ロングセラー製品誕生の裏側と開発秘話

Q3. 開発過程で直面した困難や、それを乗り越えて誕生した製品の秘話を教えてください。

‍‍‍児玉さん:

お客様の悩みに寄り添い、大きな反響を呼んだ製品はいくつか存在しますが、サロン向けの製品では、ヘマチンを配合したシャンプーやヘアミストが大変好評です。

カラーリングの色持ちを良くするだけでなく、髪に浸透しやすく、水分や他の有効成分と結び付 きやすいように独自の工夫を凝らしました。実際に店頭で目立つように飾ってくださるサロン様も多く、大変感謝しております。

また、一般流通 向け製品としては、マイブースターズ「ケラチンブースターミスト」

というケラチン配合のヘアミストを開発いたしました。

こちらは、シャンプーとコンディショナーの間に使用する髪の導入美容液という新しい位置づけの商品です。スキンケアでは導入美容液を使うのが一般的であるにもかかわらず、ヘアケアではあまり浸透していないという着眼点から生まれました。

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「安心・安全」を守るための妥協なき品質基準

Q4. 顧客に「安心・安全」を届けるために、品質管理において徹底している独自の基準は何ですか?

‍‍‍児玉さん:

自然志向の製品において最も気を配っているのは、「保湿を兼ね備えた防腐」というアプローチです。同じ名称の原料であっても、実際の品質には大きな幅が存在します。

そのため、弊社では研究員が自らの目で確かめ、品質に絶対の自信を持つ原料メーカー様からのみ仕入れるという厳格な基準を設けています。


製品のコンセプトに関わる主要成分については、営業担当者が展示会などで収集した最新情報をもとに提案いたします。

そして、営業と研究開発部門が密接に連携しながら、最終的な原料を決定していくプロセスを大切にしています。

さらに、試作の段階から安定性や安全性の試験を徹底的に繰り返し、製品化後のトラブルリスクを最大限に軽減することで、お客様に真の安心と安全をお届けしています。

顧客の評判と信頼を築く!ジュポンインターナショナルの開発の裏側


社内外から寄せられる信頼と喜びの声

Q5. 取引先やユーザーからの声で、特に印象に残っている喜びのエピソードを教えてください。

椿さん:

約20年にわたり、クレンジングからクリームまでお任せいただいているお取引先様からのお声が印象に残っています。

10年以上愛された美容液を新規顧客向けにリニューアルする際、既存のお客様にもご満足いただける絶妙なバランスを見つけるため、約1年をかけて慎重に提案を重ねました。

その結果、直販のお客様から「肌の調子が良くなった」「お喜びの声を多数いただいた」と絶賛され、お取引先様からも「ここまで反響が良い商品は初めてだ」と大変お喜びいただけました。

新たな付加価値を創造できたことは、私たちの大きな誇りです。

また、研究員が直接営業の現場に足を運び、製品の良さをお伝えする機会も大切にしています。インターネット通販のレビューなどで「肌がきれいになった」というお言葉を拝見することは、次の製品開発に向けた原動力となります。

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社員の熱意とチームワーク

Q6.部署の垣根を越えた協力体制や、若手社員の熱意を感じるエピソードはありますか?

児玉さん:

弊社の社内環境には、未経験からスタートした社員が先輩に助けられた恩返しとして、後輩を積極的にサポートするという素晴らしい文化が根付いています。

自ら調べた知識や培ったノウハウを惜しみなく開示し、原料の資料を読み込んだり、市場で評判の製品を試して優れた成分を分析したりと、チーム全体で情報共有を行っています。

さらに、AIを活用し、原料メーカー様にも確認を取りながら、確実な知識を身につけていきます。

また、お客様の最前線に立つ営業担当者は、自身の部署だけで解決できない課題に直面した場合、工場や他部署と迅速に連携してスケジュールを調整いたします。


万が一イレギュラーな事象が発生した際も、営業が直接研究室に入ってお客様の温度感と弊社の見解をすり合わせ、認識のズレを埋めることで品質向上へとつなげています。

顧客の評判と信頼を築く!ジュポンインターナショナルの開発の裏側


次世代に向けたモノづくりと未来への想い

Q7. 次世代に向けて目指しているモノづくりのビジョンと、未来の仲間へのメッセージをお願いします。

椿さん:

私自身、全く異なるアパレル業界から「興味がある」という強い思いで化粧品業界に飛び込みました。

純粋に好きという気持ちは大きな原動力になりますが、時には壁にぶつかり辛くなることもあります。

だからこそ、その仕事の中で自分の得意なことを見つけ、それをどんどん広げていく姿勢が大切だと考えています。

今後のビジョンとしては、これまでの常識を打ち破り、私たちが市場を力強く牽引していきたいです。

さらに、化粧品の処方開発という教科書のない秘密の領域にAIのビッグデータを紐づけることで、今までにない全く目新しい製品を生み出す挑戦を続けてまいります。

ぜひ、私たちと共に次世代の化粧品市場をつくりあげていきましょう。

■株式会社ジュポンインターナショナル 会社概要

(1) 商号 :株式会社ジュポンインターナショナル

(2) 代表取締役 :上岡 淑郎

(3) 設立年月 :1976年(昭和51年)7月

(4) 本店所在地 :〒144-0034 東京都大田区西糀谷4-31-5

(5) 事業内容 :化粧品製造及び医薬部外品製造業(OEM/ODM事業)
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