フジロックフェスティバル26が、7月24日(金)~26日(日)の3日間にわたり、新潟・苗場スキー場で開催される。豪華ラインナップの中から、注目の邦楽アクトにフォーカスして見どころを紹介する。


※この記事は2026年6月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.35』に掲載されたものです。

至高のアクトが揃うGREEN STAGE

初日、金曜のGREEN STAGEセカンド・ヘッドライナーとして登場するのはHi-STANDARD。フジロックが産声を上げた1997年7月。その約1カ月後に初回を迎えたのがハイスタ主催のフェス「AIR JAM」だ。ハイスタはフジと共に日本のフェス黎明期を支えた存在と言っても過言ではない。苗場で初開催された1999年のフジに初出演。2023年にドラマーの恒岡章が急逝し、ZAX(The BONEZ、Pay money To my Pain)が2025年に正式加入。新編成でのツアーを経て、27年ぶりにフジに降臨する。

屈指のライブバンド、My Hair is Badは2013年にROOKIE A GO-GO、2018年にWHITE STAGEに出演。今回は初のGREEN STAGE出演となる。シンプル且つエモーショナルなロックンロールがどう広大なステージと化学反応を起こすのだろうか。

お馴染みの池畑潤二率いるフジロック発のオリジナルバンド「ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA」も金曜GREEN STAGEに出演。
長年フジロックのMCとして盛り上げたスマイリー原島氏の追悼を込めて、池畑のソウルメイトである大江慎也に加え、甲本ヒロトザ・クロマニヨンズ)、浅井健一トータス松本ウルフルズ)という伝説のバンドのボーカリストがゲストとして顔を揃えている。

土曜のGREEN STAGEのセカンド・ヘッドライナーを務めるのは藤井 風(Fujii Kaze)。フジロックの長年のアプローチがついに結実した。昨年からロラパルーザ・シカゴやRoskilde Festival、NN North Sea Jazz Festivalといった海外フェスに出演し始め、今年はロラパルーザ・インディア、さらにコーチェラにも出演。筆者が現地で観たコーチェラのMojaveステージは溢れんばかりの人が集まり、鮮烈なグルーヴが心地よく駆け抜けていた。「Pre: Prema Tour」の真っ只中、どんなステージを見せてくれるのか。

土曜のGREEN STAGEに登場するIOはKANDYTOWN含めて初のフジとなる。Bialystocksも同じくフジ初出演でGREEN STAGEに登場。直前には初の日本武道館単独公演を行うだけに、スケールアップしたライブが観られそうだ。

日曜のGREEN STAGEのセカンド・ヘッドライナーは1979年のP-MODEL結成以来、時代の最先端を走り続けてきた平沢進+会人。前回の2019年のWHITE STAGEのライブは配信で10万人近くが視聴し、Xのトレンド1位に輝くという大反響ぶり。音と光が絡み合う幻想的でコズミックな体験は初見のオーディエンスも飲み込んでいただけに、初のGREEN STAGEへの期待は大きい。
平井 大は8年ぶり2度目の出演。アリーナアーティストとなっての堂々たるフジへの帰還となる。

新たなドラマを紡ぐWHITE STAGE

初日WHITE STAGEのヘッドライナーはASIAN KUNG-FU GENERATION。2003年にROOKIE A GO-GOで初出演を果たし、RED MARQUEEを経て、2006年には早くもGREEN STAGEに到達。メンバーはプライベートでも度々フジを訪れ、GREEN STAGEをバンドのひとつの目標としていたほどで、フジには欠かせない存在だ。結成30周年を迎え、脂が乗る中でのステージに注目が集まる。

昨年、コーチェラに初出演し、日本人アーティストとして初めてSaharaステージのトリを務めたXGがフジ初出演。土曜のWHITE STAGEのセカンド・ヘッドライナーを務める。待望の1stフルアルバム『THE CORE』をリリースし、2度目のワールドツアーを敢行。日本をはじめ、世界中のアリーナクラスの会場を巡り、唯一無二のX-POPを見せつけているXGがフジと生み出すケミストリーに興味は尽きない。

日曜のWHITE STAGEのセカンド・ヘッドライナーはTempalay。結成時の目標は「フジロック出演」だったが、結成からわずか1年、2015年にROOKIE A GO-GOに出演し、早くも目標達成。
苗場食堂、GREEN STAGE、RED MARQUEE、WHITE STAGEを経て、今回は5度目のステージとなる。結成10周年の単独武道館公演を経て、どんなサイケデリックな音像を描くのだろうか。

大型フェスの常連であり、今年初のアリーナツアーを行ったKroi。「tiny desk concerts JAPAN」で藤井 風のバンドメンバーとしてコーラスを務めたことも記憶に新しい沖縄出身のシンガーソングライター、Yo-Sea。ROOKIE A GO-GOからフジとの歩みをスタートさせたKOTORI。1年間限定で復活し、16年ぶりのフジ出演となるRiddim Saunter。鉄壁のアンサンブルを進化させ続けるGRAPEVINE。サーヤのスキルフルなラップ&ボーカルと川谷絵音、休日課長、木下哲、GOTOによる名うてのアンサンブルで熱狂を生み出す礼賛もWHITE STAGEに登場する。

そのほかRED MARQUEEには、バンド/ソロの両方でフジに何度も出演してきた曽我部恵一率いるサニーデイ・サービス、前年のROOKIE A GO-GO出演者の中から選出される投票企画を勝ち抜き、フジロック出演権を獲得したテレビ大陸音頭などが出演。2012年にリリースした「夜の踊り子」がミーム動画を基点に国内外でバズりまくっているサカナクションのフロントマン、山口一郎のDJにも注目したい。

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藤井 風、XG、ハイスタ、アジカン…フジロック「邦楽アクト」の見どころ


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FUJI ROCK FESTIVAL '26
2026年7月24日(金)~26日(日)新潟・苗場スキー場
公式サイト:https://fujirockfestival.com/
チケット詳細:https://www.fujirockfestival.com/ticket/index
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