―[ゼロ恋愛 ~経験値ゼロから学ぶ恋愛講座~/堺屋大地]―

 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
 会員数100万人超の婚活情報サイト運営などを行う『オミカレ』が、今年3月に発表した「2026年婚活実態調査」。


 20代~60代の婚活者を対象に、婚活に関する自分・お相手の「身だしなみ」に関する意識についての調査項目にて、女性がお相手男性をお断りした理由の1位は、32.2%を獲得した[清潔感・衛生]となっていました。

 これは19.0%だった2位の[ファッション・ヘアスタイル]、13.6%だった3位の[髪型・ヘアケア]を大きく引き離しており、ぶっちぎりの1位だったことがわかります。

清潔な格好でも「清潔感がない」男性が存在するワケ。「もう無理...の画像はこちら >>

女性がお断りした理由の1位は[清潔感・衛生]

「清潔感が大事!」というのは、ネットの恋愛コラムや恋愛相談記事で耳にタコができるほど氾濫している大定番ポイントですから、婚活をしている男性たちも清潔感が重要視されていること知っているはず。

 にもかかわらず、女性がお断りした理由の1位が[清潔感・衛生]だったことを考えると、これだけさんざん「清潔感!」と言われているにもかかわらず、女性から見ると清潔感がないように見える婚活男性がまだまだ多いということなのです。

 それはナゼなのでしょうか?

 結論から言うと、男性が認識している清潔感と女性がチェックしている清潔感のポイントに“ズレ”があることが原因だと考えています。

 筆者は今年6月、『オミカレ』が開催した女性限定「オミカレユーザー座談会」のMCを務めさせていただき、その際のトークテーマが「男性の清潔感について」でした。

 そこでここからは、座談会参加女性のリアルな声を紹介しつつ、男性と女性の間で発生してしまっている清潔感についての“ズレ”について、分析していきます。

爪や髪が無造作に伸びているのは不潔に見える

清潔な格好でも「清潔感がない」男性が存在するワケ。「もう無理ってなります(笑)」女性を取材して分かった男女間の“清潔感のズレ”
爪や髪が無造作に伸びているのは不潔に見える
「男性で爪が伸びちゃってる人はちょっとイヤですね。爪の先に黒く汚れているのを見たら、もう無理ってなります(苦笑)。ちなみに黒く汚れてなければいいって問題じゃなく、爪が伸びっぱなしの人は清潔感ないのかなって思っちゃいます」(Aさん/30代)

 筆者も対面で男性から相談を受けたときには、その人の爪を見ることはよくありますが、かなり伸びていても気にしていないという男性は少なくありません。

 きちんと手洗いをしていたとしても、“男性の爪が伸びている=不潔”と感じる女性が一定数いるということなのです。

「髪が肩ぐらいまで無造作に伸びてる人も不衛生に見える。もちろん美容院できれいに整えているロン毛ならいいんですけど、なにも考えずに伸ばしっぱなしっぽいとあんまり良い印象はないです」(Bさん/20代)

 爪と同じく、髪の長さなどもチェックされているポイントで、ちゃんとシャンプーして頭を洗っているからOKというわけではないことがわかるでしょう。

朝きれいにしていれば大丈夫というわけじゃない

「ヒゲもそうですよね。ちゃんと整えてるオシャレヒゲならいいんですけど、無精ヒゲっぽいのはヤです。


 朝家を出るときにちゃんと剃ってるんでしょうけど、夕方になるともう生え始める男性もいると思うんですよ。そういう人は、夜にデートがあるなら、ヒゲ剃り持ち歩いてデート前に剃ったほうがいいと思う」(Cさん/30代)

「私は汗でびっしょりの人とか体臭が強めの人を不衛生に感じちゃう。

 夏場だと、仮に朝一でシャワー浴びてから出勤しても、通勤ラッシュの電車や会社までの徒歩で汗だくになることもあるじゃないですか。だから清潔感がある男性ってそうなるのがわかってるから、汗拭きシートを持っていたり、着替えのTシャツを持参してたりするものなんですよね」(Dさん/20代)

 このお二人の意見に共通しているのは、“朝きれいにしていれば大丈夫というわけじゃない”ということでしょう。

 出かけるときにはちゃんと衛生な状態だったとしても、夕方に無精ヒゲが生えてきたり通勤で汗をかいてしまったりするようなら、その後の対策までしておかないと不潔だとみなされてしまうリスクがあるということなのです。

ちゃんと洗濯済だから大丈夫というわけでもない

清潔な格好でも「清潔感がない」男性が存在するワケ。「もう無理ってなります(笑)」女性を取材して分かった男女間の“清潔感のズレ”
ちゃんと洗濯済だから大丈夫というわけでもない
「ワイシャツがシワだらけだったり、Tシャツの首元がヨレヨレになっていたりすると、清潔感がないなぁって思うかも」(Eさん/30代)

 これは盲点だったという男性も少なくないかもしれません。

 彼女が目撃したシワだらけのワイシャツやヨレヨレのTシャツは、おそらく着用していた男性はきちんと洗濯していたはず。

 つまり、物理的に“清潔”なはずの衣服を見て、女性は“清潔感”がないと認識することがあるということ。

 “清潔”であることと“清潔感”があるように見えることは別物ということなのです。

“清潔”と“清潔感”の違いを認識すること

 恋活・婚活においてさんざん「清潔感が大事!」と言われているにもかかわらず、ナゼ女性から清潔感がないと思われる男性がたくさんいるのか、その原因がおわかりになったのではないでしょうか。

 本人にしてみれば、きちんとシャワーを浴びているし、きちんと服も洗濯しているから、きちんと清潔感に気を遣っているつもりなのかもしれません。

 ですが、家を出るときには清潔でも日中過ごしていることで不潔になってしまっていることもあれば、きちんと洗濯済の“清潔”な服でも“清潔感”があるようには見えないこともあるのです。

 ――女性陣がお断りする際に、「あなたは清潔感がないからイヤです」とは言ってくれないでしょう。


 ですから、もし理由がわからないままフラれてしまった経験がある人は、自分が“清潔か否か”ではなく、自分が“清潔感があるように見えるか否か”を、客観的にチェックしてみるといいかもしれません。

<取材・文/堺屋大地>

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【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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