現在のセクシー女優事情として、自分から望んでデビューする女の子が増えている点が、かつての業界との大きな違いとして挙げられます。
福田ゆあさんも、自分から業界の門を叩いたセクシー女優のひとり。


しかも、高校を卒業した直後の18歳のときに、デビューのため「家だけ決めて上京してきた」といいます。彼女が18歳で自分からデビューを決意した理由とは?

そのきっかけや家庭環境など、福田ゆあを作ってきたすべてをじっくり語ってもらいました。

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バイト先に就職するつもりが突然セクシー女優の道へ

――福田さんはまずグラドルも経験してからセクシー女優デビューという経歴ですよね。

福田ゆあ(以下 福田):はい。でも実は、最初からセクシー女優志望だったんですよ。

グラドルデビュー前からいろいろな作品を見ていて「面白い世界だな」と興味がありました。

でも、現実的にはデビューなんて難しいと思っていて。最初は高校を卒業したら、アルバイト先にそのまま就職するつもりだったんです。

――出身は大阪ですよね。大学進学は考えなかった?

福田:はい。母子家庭で裕福ではなかったから。大学はお金持ちが行く場所だと思っていたし、家族旅行の経験もないし、育った場所からまったく出ることがありませんでした。

高校も通信制だったので、生活のメインはアルバイトで。
でも就職が近付いてきて、今後の自分の生活の天井がだいたい見えちゃって。

――お給料とか、結婚とか。今後の人生がなんとなく見えた。

福田:そう、こんな感じで生きていくんだろうなって考えたら「私の人生ってなんなんだろう」って気持ちが強くなって。

「自分の好きなことをして生きたい」って思ったんです。

でも、これまで狭い地域で生きてきて、部活や習い事もしたことがないし、なにもできないって考えたときに、もともと興味があったセクシー女優のお仕事が頭に浮かんだんですね。

家だけ決めて上京!でもセクシー女優デビューはおあずけ……

「名前が違うやん」母親に“身バレ”したセクシー女優が「家族愛を感じる」ワケ。「自由に生きたい」母子家庭で貧乏だった女性が18歳で決断したこと
家だけ決めて上京
――それで、卒業後に上京したわけですか。

福田:はい。とりあえず東京に行こうと思って、家だけ決めて上京したんです。友達もいないし、仕事もないまま飛び出してきました。

それでファンだった跡美しゅりさんも所属している今の事務所に「私、セクシー女優になりたいんです!」って訪ねていったんです。

でも「今は20歳になるまでデビューさせられない」と言われたので、まずグラビアを始めたんですよ。

――すごい行動力ですね。
着エロは抵抗なかったですか?


福田:楽しかったですよ。でもそもそも私はセクシー女優になりたくて業界に入っているので、ほかの子とは考え方が違っていただけかもしれませんけど。

――それで、2年間はグラドルと着エロで。

福田:はい、20歳になったから「20歳になりました!」って、改めて今の事務所に入ったんです。

セクシー女優デビューでコンプレックスが吹き飛ばされた

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セクシー女優デビューでコンプレックスが吹き飛ばされた
――事務所の方も「本当に来た!」って驚いたでしょうね(笑)。では、2年間待ってようやく入った憧れの業界はいかがですか?

福田:めちゃくちゃ楽しいです!とくに撮影が楽しいですね。いろいろなシチュエーションで、いろいろな役になりきるのが面白いです。

――福田さんのような好奇心旺盛でバイタリティのある子にとっては、こういう世界が向いているのかもしれません。

福田:私は楽しめていますね。でももちろんリスクもすごく高いですし、気軽になっていいような職業でもないとも思っています。

ただ私は、これまで「どんなに頑張っても大学に行けない」「習い事もできない」という人生を送ってきたので、そこにすごくコンプレックスがあったんですよ。

海外旅行も、他の人が「行ってきた」と言うのを聞いて、うらやましがることしかできなかったですし。

だからこの世界に入って自由にできる時間とお金を手に入れて、小さい頃からやりたかったことができるようになって、コンプレックスを吹き飛ばせたんです。
そういう点も含めて、私にはこの世界が向いていたと思います。

母親も祖母も「元気でやってるならそれでいい」

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母親も祖母も「元気でやってるならそれでいい」
――家庭環境を改めてお聞きします。母子家庭とのことですが、一人っ子ですか?

福田:はい、一人っ子です。だからやっぱり、お母さんを私が幸せにしてあげないと、とはずっと思っていましたね。

あと、一緒には住んでいなかったんですがお祖母ちゃんが近所にいて、お母さんが仕事のときは面倒を見てくれました。

――お母さんとおばあちゃんは、福田さんの仕事について知っているんですか?

福田:ふたりとも知っています。まず、お母さんにグラビアのことがバレたんですよ。

大阪でイベントがあるたびに実家に寄っていたんですけど、うっかりファンレターを置いてきてしまって。「名前が違うやん」ってバレました。

で、どうせバレたならってその勢いで「私、20歳になったらセクシー女優になるから」と伝えたんです。

――先に言っておいたほうが、あとでバレるよりトラブルになりにくいですしね。

福田:お祖母ちゃんには言うつもりはなかったんですが、いつのまにか知ってましたね。

お母さん、すぐ「娘がこんなんで」っていろんな人に話しちゃうから、お祖母ちゃんだけじゃなくてお母さんの周りにいる人は全員知ってます(笑)。


――仕事について、反対はされませんでした?

福田:ふたりとも反対はしないです。でも「いいやん!」ってわけじゃなくて「元気でやってるなら、それでいいわ」って言っています。

ふたりとも私が旅行に連れて行ったり、一緒にご飯を食べに行ったり、お金が必要なときに渡したりしているので、何か言いたくても言えないのはあると思います。だから、結果的に「いいんじゃない」ってなっているのかな、と。

――お母さん、お祖母ちゃん孝行ができている以上、文句はないって感じですか。

福田:はい。でもそれだけじゃなくて、家族が楽しそうにしているなら、多少「イヤだな」と思っても許しちゃう、それが家族愛なんじゃないかな、と思っています。

地元から飛び出すことで夢を叶えられた

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地元から飛び出すことで夢を叶えられた
――愛情深い家庭で育ったんですね。でも母一人子一人で、東京に出るのは反対されませんでしたか?

福田:私、自分がやると決めたことは、反対されても黙ってやるタイプなんですよ。それをお母さんも知っているから、許すしかないって感じだったのかな。止めてもどうせ行っちゃうでしょって。

――すごいですね、本当にバイタリティにあふれていて、エネルギッシュで。地元から出て正解でしたか?

福田:今でこそ地元のことは好きですけど、昔は嫌いだったんです。
外の世界に出ずに閉ざされた地域でずっと生きているのが、向上心がないように見えて。「もっとみんな、夢を見ようよ!」ってすごく思っていました。

――では福田さんは、夢を叶えるために地元から飛び出した一面もあるわけですね。どうですか、東京に来てセクシー女優デビューして、夢は叶えられましたか?

福田:憧れていた海外旅行などはできるようになりましたし、叶った夢もあります。でも、まだまだ叶えたい夢があるので、これからいろいろ勉強したいですね。

今後の人生のためにもいろいろと勉強中

――たとえば、どんな夢があるんですか?

福田:それは……ナイショです(笑)。

――ナイショですか。ではセクシー女優としての夢ではない?

福田:……そうですね。私、引退したらSNSなどもやらない、普通の女性になりたいんですよ。だからそのときのための勉強ですかね。

――つまり、今からセカンドキャリアを考えているわけですか。

福田:もちろん、引退の予定があるわけじゃないですよ。
10年くらいは続けたいと思っていますし。私、101歳まで生きるのが夢なんですよ!

――唐突ですね(笑)。なんで101歳なんですか?

福田:ちょうど100歳で死んじゃったら「あと1年生きたかった!」って後悔しそうなので(笑)。で、101歳までの人生を逆算して人生計画を立てるのが好きなんです。

もちろん「絶対こう生きる!」と決められるわけじゃないですよ、あと80年もありますし。

――まだまだ先は長いですね。

福田:はい。だから若いうちに、いろいろな世界を見ておいたほうがいいなって。勉強もして、本も読んで、旅行もして。健康に生きられるように、今のうちに運動習慣を身に付けておきたいな、とか。

なんでもチャレンジしてみたいし、いろいろな経験を積みたいです。今はまず、私の世界を広げてくれたセクシー女優のお仕事を全力で頑張りますので、ぜひ応援してもらえたらうれしいです!

<取材・文/蒼樹リュウスケ、写真/荒熊流星>

【蒼樹リュウスケ】
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター
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