◆プロボクシング ▽58・5キロ契約10回戦 〇堤麗斗(2回TKO)アルビノ・エレーラ●(7月25日、サウジアラビア、ジッダ・スーパードーム)

 WBA世界フェザー級14位の堤麗斗(23)=志成=が25日、サウジアラビア・ジッダのジッダ・スーパードームで58・5キロ契約10回戦に臨み、20戦無敗(18勝11KO2分け)だったアルビノ・エレーラ(30)=メキシコ=に2回28秒TKO勝ち。デビューから5連勝(4KO)を飾った。

堤は所属ジムを通じ「無事に、勝てたことと倒せたことができて嬉しさとホッとした気持ちがあります」とコメントした。

 アマチュアで世界ユース選手権を制するなど9冠に輝いた堤は、デビュー以来5戦連続で海外の大型興行参戦となった。初回にいきなり2度のダウンを奪うと、2回に左カウンターで3度目のダウンを奪い試合を決めた。昨年末に世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=のスパーリングパートナーも務めた実力者を相手に圧巻のKO劇を見せたが、「成長した部分はありますが、世界に向けてはまだ改善していかないといけないことがあるのでまた次に向けて進みたいと思います」とさらなる成長を見据えた。

 昨年12月にサウジアラビアでレオバルド・キンタナ(メキシコ)に4回TKO勝ち。以来、約7か月ぶりのリングとなったが「自分の中ではネガティブな思いはなく、自分自身を成長できた期間でもあったのでよかったと思います」と前向きに語った。

 今回の遠征には、WBA世界スーパーフェザー級4位の兄・堤駿斗(27)=志成=も帯同し、麗斗の実戦練習の相手を務めた。駿斗は14日にWBA同級挑戦者決定戦で2回TKO勝ち。年末にも世界初挑戦を見据えている。

 麗斗は「小さい頃から一緒にやってきたので、些細なことへの気づきや存在がとてもよくて助かりました」と兄のサポートに感謝。自身の次戦へ向けては「秋あたりを目指して、いつでも試合ができるように準備しておきたい」と早くも視線を先へ向けた。

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