卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 第3日(6日、横浜BUNTAI) ▽女子シングルス2回戦  張本美(木下グループ) 3(11―13、9―11、11―5、12―10、11―5)2 陳熠(中国)

 女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク3位の第1シード、張本美和(木下グループ)が同12位の中国の新鋭・陳熠に0―2から大逆転勝利を飾った。5日のカットマン・橋本帆乃香(デンソー)との初戦から2戦連続でフルゲーム激闘を制して8強入り。

18歳のエースは「今日も本当に苦しかったけど、勝ててうれしい。涙はないです」と笑顔をはじけさせた。

 第3ゲーム(G)序盤に、陳にイエローカードの警告。第4Gの4―5でも相手は再び反則を取られ、レッドカードが出された。少しの間があったが、美和に1点が加算された。さらに1―2の第4G終盤には相手が勢い良く飛びついた際に首を痛めたとみられ、試合中に負傷した選手が応急措置を行うための中断、メディカルタイムアウト(MT)を要求して協議のため数分間、試合は中断された。昨年大会でも2回戦で相手がMTを要求し、結果的にリズムを保てず逆転負け。今大会初戦では相手のMTでの中断があった。今回は結果的に認められなかったが、美和は一時的な中断に表情を変えず、冷静に心を整え再開を待った。

 2年連続の横浜大会ではくしくも中断も多く経験してきた。それだけに中断の際のメンタル面のキープの仕方も分かってきて、心の乱れはなかったという。「何回もあるので、ちょっと慣れてきた感じがありました。

中断は影響がないかと言えば、そんなことはない。でも落ち着いて、すぐに再開するかもしれませんし、次のボールは何をしようかと考えていました」と成長を示した。

 自国開催で、3月の重慶大会に続くWTTチャンピオンズ2勝目に挑む。8日の準々決勝では、24年パリ五輪4位で世界ランク10位の申裕斌(韓国)とS・アクラ(インド)の勝者と対戦。自信を深めた18歳は「1日空くので心の準備をしっかりしたい」と頂点へ突き進む。

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