パ・リーグ ソフトバンク16―2ロッテ(11日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクは16得点の快勝で、優勝マジックを32に減らした。今季初登板初先発のリバン・モイネロ投手は6回4安打無四球、5奪三振で無失点の好投で勝利。

頼もしい左腕が戻ってきた。

 今年はキューバ代表で出場したWBCの後、同国の深刻な燃料不足や大規模停電も響いて合流が遅れた。開幕2日前の3月25日に来日。独自調整を進める中で、5月中旬には左肩の違和感もあり再離脱も経験した。すでに優勝マジックが点灯した中での1軍マウンドだった。

 初回から150キロを超える直球と、持ち味のカーブを主体に打者を手玉に取った。球数の制限もあった中で、90球でリリーフにバトン。左腕自身は「そこまでいい内容ではなかったと思うんですけど、もうちょっと良くできるなというのが素直な感想」と話したが、復帰を告げるのに申し分ない内容だった。

 小久保監督は「さすが」とひと言。明日の体の反動は入念にチェックすると話しながら「中6日で回ってもらいたい」と率直に期待も隠さなかった。降板後には岡本通訳を介して「長らくお待たせしてすみません」と指揮官に伝えたモイネロ。リーグ3連覇に向けたラストピースを担う。

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