青森県弘前市は21日から28日まで、弘前城天守曳戻しイベント「ひっぱれ!けっぱれ!弘前城」を開催する。弘前城本丸の石垣修理に伴い、2015年に曳家により約70メートル移動していた弘前城天守が元の位置へ帰還する。
天守が曳戻しされるのは、1915年以来111年ぶり。現存12天守の一つである弘前城天守が再び動く、歴史的な瞬間を迎える。

 期間中は、弘前城天守の曳戻しを間近で見学できるほか、内濠内覧など、歴史と文化を身近に感じられるさまざまな催しが予定されている。

 オープニングセレモニーは21日、本丸で実施される。夜はプロジェクションマッピング、本丸ライトアップ、ドローンショー、花火が行われる。

 弘前城は、弘前藩初代藩主・津軽為信により築城が計画され、2代藩主信枚(のぶひら)の時代、慶長16年(1611年)に完成した。本丸の南東隅にある現在の天守は、文化7年(1810年)に9代藩主寧親が櫓造営の名目で再建した。日本で現存している12天守のうちのひとつに数えられ、3棟の二の丸隅櫓・5棟の城門とともに重要文化財に指定されている。
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