静岡県島田市出身で、警察官でもある総合格闘家・森永ユキト(31、ストライプル新百合ケ丘)が12日、島田市役所を表敬訪問した。

 森永は北海道を拠点とする総合格闘技プロリーグ・PFCのバンタム級チャンピオンで、今月2日の初防衛戦で勝利したことを染谷絹代市長に報告。

「活躍して島田市をアピールし、地元を盛り上げる起爆剤になりたい」とあいさつした。

 格闘家になることは幼いころ、テレビで格闘技イベント「PRIDE」を見てからの目標だった。島田一小1年で空手を、島田一中1年から柔道を始め、島田樟誠高で柔道部。東京スポーツ・レクリエーション専門学校に進むと同時に総合格闘技を始め、20歳のときにデビューした。

 神奈川県警に進んで一時は競技を離れたが、25歳で復帰。昨年4月にPFCのタイトルを獲得し、同年6月には日本最大級の格闘技イベント「RIZIN」にも出場した。

 普段は地域をパトカーで巡回しており、格闘技を通じて磨いた観察眼、冷静さや対応力が役立っているという。警察官としての厳しい仕事と、格闘家としての練習を両立させており、染谷市長は「こんな素晴らしい人がいることを多くの島田市民に知ってほしい」と努力をたたえた。

 今月2日の初防衛戦では序盤から主導権を握り、寝技の攻防から肩固めを決めて、1ラウンド1分20秒で試合を終えた。市長と一緒に試合のビデオを見終えた王者は「得意技で、別名モリナガタメです」とニッコリ。今後については「またRIZINに出場して、トップの選手たちと勝負したい」と目標を掲げた。

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