バスケットボール女子 国際強化試合 日本78―77韓国(14日、東京・有明アリーナ)

 世界ランク10位の日本は同15位の韓国と対戦し、78―77で勝利した。2点ビハインドだった残り1秒で田中こころ(ENEOS)が放った3点シュートはネットに吸い込まれ、最大14点差あったゲームを大逆転。

田中は大会MVPを獲得。劇的な締めくくりで13日に続き2連勝を飾った。

 日本は高田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(トヨタ自動車)、町田瑠唯(富士通)、田中、東堂なな子(トヨタ紡織)が先発。第1クオーター(Q)は韓国に3ポイント(P)シュートで先制を許した。日本は思うように得点が決まらなかったが、残り7分26秒に田中のシュートで初得点を奪った。その後は相手にペースを握られたが、途中から入った朝比奈あずさ(トヨタ紡織)が残り5分1秒で3Pシュートに成功。残り3分46秒から今野紀花(ENEOS)、馬瓜ステファニー(マインス・アベニダ)が得点を加えるも、9―22といきなり13点差をつけられた。日本のフィールドゴール決定率は18・8%にとどまった。

 第2Qは開始直後に馬瓜がゴールを奪った。11―25では星杏璃(ENEOS)が鮮やかに3Pシュートを決めると、田中もネットを揺らした。その後は馬瓜が3点シュート、フリースローを決めると、残り5分に薮未奈海(デンソー)が3Pを決めた。後半は再び相手に流れが傾いたが、残り27秒で林咲希(富士通)がレフトから3Pを奪い、35―45と10点差に詰め、折り返した。

 第3Qは序盤から渡嘉敷、高田のベテラン勢がフリースローを手堅く決めるなど、得点を重ねた。しかしここでもフィールドゴールは思うように決められず。悪い流れだったが、馬瓜が残り1分40秒で、相手コート下で受けたボールを一気にドリブルで運び、レイアップシュートを決めるなど後半に見せ場を作った。54―61で終盤へ向かった。

 第4Qでも序盤は渡嘉敷、高田がポイントゲッターに。残り6分44秒で星がレフトから鮮やかに3Pを決めて61―65に。残り6分8秒では田中がゴールを決め、会場からは大歓声が起きた。朝比奈もゴールを決めて2点差とすると、田中がレイアップシュートで最大14点あった点差についに追いついた。タイムアウトを挟み、相手のファウルで得たフリースローも決める3点プレーで初めて日本がリードを奪った。だが、直後に相手に3Pシュートを決められ、再びビハインドの展開に。2点ビハインドで迎えたラストプレー。3Pラインのセンターから放った田中のボールは、ゴールに吸い込まれ劇的な逆転劇となった。

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