バスケットボール男子の日本代表(世界ランキング22位)は30日、トヨタアリーナ東京で、31日のW杯アジア2次予選のカタール戦(同ランキング76位)に向けた練習を行った。24年パリ五輪以来、2年ぶりに代表復帰したパワーフォワードの八村塁(クリッパーズ)も参加し、シュート練習などで調整した。

 サウジ戦から中3日とハードな日程とはいえ、時おり笑顔を見せるなど、リラックスした表情を見せ、状態の良さがうかがえた。

 27日のサウジアラビア戦は、今予選初登場だったがフィールドゴール成功率が78・6%と驚異的な数字をたたき出すなど、両チーム最多の29得点を挙げる異次元のプレーを披露し、チームを勝利に導いた。

 チームもクリッパーズと「エグジビット10契約」を結んだ河村勇輝を含めたNBA2人と練習、試合でコミュニケーションを深めて「個とチーム」が見事に融合した試合を展開。桶谷大監督が掲げる「人もボールも動く」バスケを体現し、チームの形を示したのは大きい。

 八村も試合を経て今後や28年ロサンゼルス五輪への可能性を感じ取る。「自分としても新しいメンバーもパリ(五輪)から変わって、その後から加わって、そういう中での最初の試合だったと思うんですけど、チームもまだ全然、伸びしろがありますし、その中でも結構、出来が良かったんじゃないかなと思う」と手応えをつかむ。

 カタール戦では、日本で行う公式戦としては8年ぶりの出場となる。「日本でやる試合は久しぶりということも分かっていますし、日本のファンの皆さんの前でプレーすることをすごく楽しみにしている。カタールは僕らより身長も全然、大きくて、体格が大きいチームですが、その中で僕らのスピードであったりとか、バスケットIQを使って倒せるチームだと思うので、準備を整えて臨みたいなと思います」と気を引き締める。

 日本のカタール戦後の試合は、11月26日のレバノン戦で、NBAがすでに開幕しており八村、河村の参加は厳しい。今試合で勝ち点、得点を稼いでおきたいところ。「まだあと1試合ありますが、僕たちが出ない時でもしっかりつなげてもらってW杯を決めて、W杯に向けて準備ができたらいいなと思います」と先を見据えた。

 2次予選は1次予選の成績を持ち越し、12チームが2組に分かれて争う。日本はF組で、レバノン、カタール、サウジアラビアとホームアンドアウェー方式で対戦する。来年3月までの2次予選で各組上位3チームに入れば3大会連続でW杯に進出する。日本は5勝2敗で2位につけている。W杯でアジア最上位になれば、28年ロサンゼルス五輪出場が決まる。

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