ファミリーマートは8月26日、10年ぶりにユニフォームを刷新するほか、新しい身だしなみ基準「ファミマコーデ」を、9月1日から全国約1万6500店で導入する。人手不足が深刻化する中、働きやすい環境を整備して、働きたくなる店舗を目指す。
同日、両国国技館(東京都墨田区)で行われた「ファミフェス2026」では、新ユニフォームなどを披露した。

国内では働き手の減少と、一人当たりの労働時間の短縮によって、人員の募集はより重要になっている。約30%の加盟店では人材不足に悩んでいた。加えて、人材育成にも時間とコストがかかるが、離職者の約4割が半年以内に離職しており、いかにして長く働いてもらうかが重要になる。

今回、より働きやすい環境を整備すべく、10年ぶりにユニフォームを刷新し、業界では初めてTシャツスタイルに仕上げた。デザインは、「コンビニエンスウェア」のクリエイティブディレクターを務める落合宏理氏が行っている。

また、髪色や着こなしの緩和や、ワーキングネームを選択できるなど、身だしなみの基準も大幅に見直した。ストアスタッフ限定のラインソックスも今年12月に販売を予定する。モチベーションの向上につなげることで、離職率の低減や応募の増加などを狙う。

8月26日に行われた会見で、小谷建夫社長は「ストアスタッフがコンビニで働くことをもっと楽しく、もっと誇らしくなるような取り組みを届けたい。世界に誇れるコンビニを目指す、新たな歩みを感じてほしい」と語った。

なお、同日行われた「ファミフェス」では、俳優の吉田剛太郎さんや、八木奈々子さん、モデルの中田クルミさんがショーのゲストとして登壇したほか、ライブアーティストとして曾我部恵一さんと千葉雄喜さんも登場した。
ショーでは新ユニフォームの披露に加えて、一部店舗限定で販売予定の商品なども披露した。

「コンビニエンスウェア」は2020年に販売を開始し、25年の売上は200億円に達した。常時約150アイテムを展開しており、「千代の富士」とのコラボアイテムを8月28日に発売するほか、「スティッチ」とのコラボアイテムを来年1月から販売を予定している。
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