日本アクセスは27日、東京・西品川の本社で食品の新商品をランキング形式で紹介する販促企画「新商品グランプリ 2026年秋冬」の結果を発表し、グランプリにはカルビーポテトの冷凍食品「ごちそうミニハッシュ ポテト&炒めとうもろこし」が輝いた。
同企画は2009年からスタートし、今回で35回目を迎えた。
審査は、同社公式LINEアカウントに登録する約6万人の一般消費者から募集した東西合計133人の審査員が担当し、今年7月に開催された東西「フードコンベンション」の会場でエントリー商品を実際に試食。採点は単なる味の良し悪しだけでなく、価格帯や使い勝手のよさ、現在の食トレンドといった多角的な視点から行われ、消費者のリアルな購買意欲や意見が直接反映される仕組みとなっている。エントリーされた99品の内訳は、加工食品33品、飲料16品、冷蔵食品の洋日配9品、和日配8品、冷凍食品23品、アイス10品だった。
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全99品のエントリーの中から総合最高賞となるグランプリを獲得したのは、カルビーポテトの「ごちそうミニハッシュ ポテト&炒めとうもろこし」だった。同品は北海道産のジャガイモとトウモロコシをあわせたハッシュドポテトで、フライパンによる少ない油での揚げ焼き調理が可能。手軽さとモチッとした食感、トウモロコシの甘味が評価され、冷凍食品部門トップとのダブル受賞となった。
また、各部門のトップには、加工食品部門でCJ FOODS JAPAN「bibigo 本格韓スープ ユッケジャン」、飲料部門でカゴメ「Beyond グレープフルーツを使っていないグレープフルーツ味の100%ジュース」、洋日配(冷蔵食品)部門で六甲バター「ひとくちチーズデザート 宇治抹茶」、和日配(冷蔵食品)部門でフジッコ「ふじっ子煮 おむすびツナ昆布カップ」、アイス部門で森永製菓の「白い板チョコアイス」がそれぞれ選出された。
さらに総合グランプリや6部門の表彰に加え、時代性を反映した「トレンド賞」「パッケージ賞」「ネーミング賞」の3賞も表彰した。
トレンド賞には、加工食品で長期保存食でありながら電子レンジ調理に対応した尾西食品の「尾西のレンジ+(プラス) 携帯おにぎり 鮭」、飲料で機能性表示食品のスティックコーヒーであるUCC上島珈琲「UCC &Healthy おいしい血糖値ケア スティックコーヒー 7P」、洋日配で新食感を提案するチチヤスの「PREMIUM チチヤスヨーグルト」、和日配で簡便性の高い新進「手間いらずゆずプラス ゆず香るぽん酢おろし」、冷凍食品で外食のような品質の日清製粉ウェルナ「青の洞窟Piccolino バジルの香り広がるジェノベーゼ」、アイスで食感にこだわったフタバ食品「ダンディーチョコレート」がそれぞれ選ばれた。
また、パッケージ賞にはかどや製油「イゾレッタ」、ネーミング賞にはハウス食品「背徳ブースター マシマシにんにく唐辛子」が選ばれた。
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同社は今回の発表に合わせ、「新商品グランプリ」特設サイトでのランキング公開のほか、TikTok公式アカウントを通じた動画配信を順次開始。同社のTikTok配信は月間約42万回の再生数と毎月約31万人へのリーチを誇っており、SNSを通じたリアルな消費者目線の情報発信によって、店頭での購買促進を後押ししていくとしている。
同社マーケティング部長の今津達也審議役が、今回の審査結果から浮き彫りとなった2026年秋冬の食のトレンド傾向について説明した。結果から「本格的なおいしさを、手早く自宅で楽しめる」というキーワードに集約され、背景には物価高やタイパ指向のさらなる高まりがある。そして、高評価を獲得した上位商品には共通して3つの要素が見られた。1つ目は「外食・専門店レベルの味わいや満足感」、2つ目は「下ごしらえや調理不要による料理負担の大幅な削減」、3つ目は「楽なのに手抜き感がない時短とおいしさの両立」だ。
家事の負担を減らしつつも食事の満足度は妥協したくないという生活者ニーズを捉え、電子レンジ調理やワンステップで完成する超時短・調理レスの手軽さとごちそう感を両立させた商品が強い支持を集めたという。
〈冷食日報 2026年8月31日付〉









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